むけたら縁起も人気もアップ!「みかんアート」を極める

#くらし   
やっぱり干支にはチャレンジしたい


むき方さえつかめば、創作意欲がむくむくわいてくる「みかんアート」。この冬トライ&極めてみませんか?

 

用意するもの


【写真を見る】丸いみかんを囲んで家族も丸~く!


●みかん 新鮮なみかんは皮が破けやすいので注意。

 

どれも身近にあるものばかり


●赤&黒のボールペン 油性タイプで、太さ0.7~1mmがおすすめ。※インクが消えにくい場合は、エタノール(消毒用アルコール)を含ませたティッシュで拭くときれいに落ちます。

●消しゴム 描いた線を間違えたら、乾く前にすぐに消して。

●竹串 皮と実を離すときに使用します。

●カッター 一般的な工作用のカッターでOK。※子どもがカッターを使う場合は、ケガをしないように大人の監督下で行なうようにしてください。

 

みかんのむき方


1. 赤ボールペンで十字のガイドを入れる

 ガイドとは中心線のこと


1つのみかんを、底面(天・地)、側面(前・後・左・右)の6面の立方体と捉えて、むき方を紹介します。各面を真上から見るようにし、それぞれの面に赤のボールペンで十字のガイド(中心線)を入れます。

 

2. 黒ボールペンでモチーフの線を入れていく

イメージしやすい面からモチーフの線を描いていく


次にイメージしやすい面から黒のボールペンでモチーフの線を描き始めます。そこから各面に線をつなぎ、全部の黒線を描きましょう。球体なので端が落ちくぼんで描きづらいですが、写真をよく観察すれば大丈夫。

 

3. カッターで切れ目を入れていく

カッターではなく、みかんをくるくる動かす感じで


カッターの刃先を少しだけ出し、黒のモチーフ線に沿って切り目を入れます。カッターを動かすのではなく、手に持ったみかんをくるくる回しながら行なうと簡単です。切り残しがないように全部の線に切り目を入れましょう。

 

4. 皮と実の間に竹串を入れてむく

焦らず、少しずつゆっくりと


皮と実の間に竹串を差し、実と皮の間にある白い繊維を断ち切りながら、少しずつ丁寧にむいていきましょう。パーツが細かい部分は焦らずゆっくりと。へたとへそは白い繊維が太いので、長めに刃先を出したカッターで切り離して。

 

2018年の干支で縁起よく!「いぬ」


いぬは社会性がある忠実な動物で、干支(えと) がいぬの人は勤勉で努力家だそうです。コツコツむくあなたも努力家。2018年の初めに、ぜひチャレンジしてみましょう。

 

線の描き方


顔の下の2本目の前足が短くなりやすいので、モチーフの線を描くときは注意すること。イメージしやすい顔と尻尾を描いてから、ほかのパーツを仕上げるとうまくいきます。

★部分が短くなりやすいので注意を


 

難易度高め!むけたらヒーロー!?「うま」


躍動感が出せればウマく(!)いったも同然


難易度が高く、うまくむけるかどうかで、あなたの手腕が試される緊張のとき。上手にむけても「馬がうまくいった!」などのギャグは厳禁。せっかく温まった場が凍りつきます。

 

線の描き方


顔の部分=★を大きく描くとバランスが悪く見えるのでご用心


たてがみは、皮をむいたあとに細かく切り目を入れましょう。顔の部分を大きく描いてしまうと、脚が短くなり、バランスが悪く見えるので、モチーフの線をよく観察して。

いぬは難易度4、うまは難易度5。ことしは何かにチャレンジしたい!と思っている人は、ぜひ挑戦を。

 

『あたらしいみかんのむきかた』全2巻


出典/『あたらしいみかんのむきかた』全2巻。各巻¥1,000(税抜き)小学館ガイドどおりにむくだけで世にもすばらしいみかんアートができる、新感覚の工作絵本。大好きなみかんをもっとすてきにむきたいと願うむきおくん(主人公)と一緒に、あたらしいみかんの皮のむき方を覚えよう! 

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Information

教えてくれたのは:岡田好弘さん
みかんむきアーティスト。ある日、むき終わったみかんの皮がさそりに見えたのがきっかけで、みかんむきアートに取り組む。本業は牧師で、専門分野は夫婦関係のコーチング。みかんむきを通して人間関係や人生の在り方を説くことも。

撮影=亀畑清隆 取材・文=平川恵

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