スマホやPC操作で丸まった姿勢に。代謝をよくする「ながらストレッチ」vol.4-胸
健康で美しい体づくりの要は、代謝アップ。ふだんの行動のついでにできるストレッチで体をほぐし、巡りのいい代謝美人を目指して!
朝、伸びをしながら猫背を直す!
スマホやPC操作など、背中を丸める姿勢を取ることが多い現代人は、肩が前に出て、胸まわりの筋肉・大胸筋がかたくなりがち。胸を伸ばすストレッチを朝の習慣にして、猫背とさよならしましょう。
1. 手を体の後ろで組む
足を腰幅に開いてまっすぐ立ちます。両腕を体の後ろに回し、手を組んでスタンバイ。
2. 腕を伸ばして胸を開く
両腕を斜め下に伸ばして、胸を開きます。胸まわりの伸びを感じながら、鼻から息を吸い、口から吐く呼吸をゆっくり30秒続けましょう。吐くときはやや強めに行なって。
【POINT】
両肩をしっかり寄せながら、腕を伸ばしましょう。胸がグッと開いて、ストレッチ効果がアップします。
【NG POINT】
腕を伸ばすときに、両ひじが曲がった状態では、胸まわりのストレッチになりません。両ひじはしっかり伸ばして行なって。
さらにがんばるあなたへ!
●壁に手をついて胸を旋回
右手を頭の高さで壁につけ、ひじが直角ぎみに曲がる位置で足を腰幅に開いて立ちます。腰から下は動かさないように固定したまま、胸を左方向に回旋させます。右の胸まわりの伸びを感じながら、鼻から5秒かけて息を吸い、口から5秒かけて吐いたら、3秒止めます。これを3回繰り返して。反対側も同様に行ないます。
背中が丸まっていると一気に老けた印象に。毎朝の習慣にして、シャキッと若々しい姿勢で1日をスタートさせましょう!
監修=菅原順二 撮影=臼田洋一郎 ヘア&メイク=榊 美奈子 モデル=田岡花子(スタジオ・アランチャ) イラスト=平松昭子 編集協力=彦田恵理子
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Information
パーソナルトレーナー。スタジオarancia代表。Reebok One アンバサダー。ラグビー選手として活躍後、トレーニングを学ぶ。スタジオでは、ピラティスやマスターストレッチを取り入れたメソッドを提供。
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