お弁当づくりはレシピを考えるのも一苦労。さらにこれからの季節、気になるのが“食中毒”の問題です。中には、どうやって食中毒の対策をとっていいのかわからない人も。そこで今回は、食中毒を防ぐポイントを3つ紹介していきましょう。

お弁当のスペシャリストが教える3つの食中毒防止ポイント

5月19日放送の「めざましどようび」(フジテレビ系)では、お弁当のスペシャリスト・野上優佳子が登場。これからの季節に使える“食中毒を防ぐお弁当づくり”を教えてくれました。

まず食中毒を防ぐためには、殺菌効果のある調味料を積極的に使うのがポイント。今回野上さんが紹介した「チキン南蛮」ではフライパンで揚げ焼きにしたササミに、砂糖とお酢を1:3で割った甘酢をかけていました。お酢は、殺菌効果のある調味料のひとつ。他にもマスタードやカレー粉などにも同じ効果があるので、暑い季節のお弁当作りには積極的に取り入れていきましょう。

さらにおかずの詰め方にも2つ目のポイントが。食中毒を予防するためには、何より清潔さが大切です。おかずを1つ詰めるごとに箸先を洗って拭くようにすることで、食中毒はグッと抑えられます。

おかずを詰めてフタをしたら、お弁当箱を専用の保冷バックの中へ。一緒に入れる保冷剤の位置に、食中毒を防ぐ最後のポイントがあります。空気よりも重い冷気は上から下に流れていくもの。そのため保冷剤は、お弁当箱の横ではなく“上”に入れましょう。以上3つのポイントを踏まえると、食中毒に強いお弁当が完成します。

番組を見ていた視聴者からは、「お弁当の上に保冷剤とか忘れずにメモしとかなきゃ」「カレー粉も殺菌効果あるんだね、今度入れてみよう」などの声が続出。他にもネット上では「今日は食中毒予防を兼ねて酢飯で五目ちらし作った」「生野菜を酢水につけてお弁当箱に入れてみたよ」「弁当箱だけじゃなくてボウルやザルもステンレスで揃えてます」など、様々な工夫の声が多く上がっています。

保冷剤はお弁当箱の上! お弁当のスペシャリストが伝授する食中毒を防ぐポイント 画像(2/2) 【関連レシピ】ダブルの工夫で傷みづらい!「酢入りあと焼き卵」

刺身と一緒に入っている“菊の花”の意外な役割とは

刺身と一緒に入っている“菊の花”も、実は食中毒対策のひとつ。2月27日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)では、“菊の花”の役割について紹介されました。

刺身が広く食べられるようになった江戸時代後期。当時は「冷蔵技術がない」「魚の鮮度がよくない」「時間が経ったものを食べる」などの理由から、刺身によってお腹を壊す人が続出しました。

そこで刺身屋の店主が考えたのが“菊の花”。もともと菊の花にはルテオリンという成分が含まれており、ノドを殺菌し痛みを和らげる効果があるとされていました。そのため店主は、刺身に菊の花を添えて販売したところ食中毒は減少。結果的に菊の花には食中毒を予防する効果があるとわかり、食中毒予防として今もなお刺身に使われるようになったのです。

意外と知らない食中毒のポイントをしっかり押さえて、これからの料理に役立ててくださいね。