元ホテルオークラ総料理長が教える「具だくさんスープ」レシピ

13品目のスープ


寒暖差が大きい梅雨の時期には、温かいスープが恋しくなります。

元ホテルオークラ総料理長・根岸規雄さんが教える「一流プロの味を家庭で楽しむ」シリーズ第3回は、たくさんの素材から出るだしがおいしい「13品目のスープ」。根岸家で毎朝食べている定番のスープだそうです。

「一度にまとめて作って何回かに分けて食べています。いつも必ず入れるのは玉ねぎ、にんじん、豆。豆は水煮したものを冷凍しておきます。他には残り野菜ならなんでも。食物繊維を入れたいので、オートミールと小さいパスタも入れます。同じ大きさに切るのがコツですね。いろいろな食材から味が出る相乗効果でうまみはたっぷり。スープの素などのだしは入れずに、水だけで充分においしくできます。旬の野菜やお好みの食材をいろいろ入れてアレンジしてみてください。スープが余ったらミキサーにかけてポタージュや、グラタンのソースにしてもいいですよ」

【材料】(作りやすい分量)

野菜をたっぷり食べられる


キャベツ…1/4個、玉ねぎ…1個、じゃがいも…2個、にんじん…1本、えのきたけ…100g、ズッキーニ…1本、ピーマン…2個、セロリ…1本、とうもろこし…1/3本、トマト…2個(またはカットトマト…1缶390g)、大豆水煮…80g、オートミール…20g、パスタ…30g、水…700ml、塩…小さじ1と1/2

※好みで季節の野菜を加えてもいいですね。

【作り方】

1 野菜はすべて7~8㎜角に切ります。

※同じ大きさに切りそろえましょう。

2 鍋に切った野菜と他の具材を入れます。

切った野菜を鍋へ


3 水、塩を加えて火にかけます。沸騰したら弱火にして20~30分煮ます。

材料と水、塩を加えて火にかけるだけ


家にあるいろいろな食材をお鍋に入れて、コトコト煮るだけで滋味があって栄養たっぷりのスープができ上がり!

作り方は簡単で、食べると心もほっこりするやさしいスープです。

『夫はホテルオークラ元総料理長、妻は料理家 ふたりのごはん』には、13品目のスープのほか、根岸さんと料理研究家の奥さま・石原洋子さんが作る毎日のごはんが50品以上紹介されています。

うっとうしい梅雨も元気に乗り切るパワーを与えてくれるレシピが見つかりますよ。

取材・文/細川潤子、撮影/南雲保夫

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