料理を作るときに迷わず、食材をムダにしないコツ 忙しいをなくす家事貯金術(1)【連載】 画像(1/2) 何を作るか迷わない。食材のムダもなくせます

快適に暮らしていくためには、料理・掃除・洗濯・片付けなどの家事は必須。 むしろ、逃れられない作業です。でも「やらないですんだら、うれしい」という人もいると思います。そんな、「好きではないけれど、やらなくてはいけない家事」を、どうすれば効率よく、短い時間で、終わらせることができるのか。

『明日の私を助ける 家事貯金 「忙しい」をなくす少しの工夫』の著者である leaf 河内智美さんは、そのことを徹底的に追求して、浮いた「家事時間」を、自分が家でのんびり過ごすための「家時間」に変えています。家でのんびり休む時間を作る48のアイデアの中から一部を抜粋して、全20回までお届け。今回は第1回目です。

私を助けてくれるのが、毎日の家事貯金

北欧の家具や器、雑貨が好きで、少しずつ集めてきました。好きなインテリアに囲まれ、季節ごとに模様替えをし、「この料理にはこの器が似合う」と、自分の趣味にこだわって暮らすのが夢でした。けれども面倒くさがりの私は、掃除や片付けなどの家事が大の苦手。結婚後フルタイム勤務していたころは、家事に追われてストレスをためてしまうことがよくありました。

疲れ切って毎日の献立なんて思いつかない。忙しくて買い物にも行けない。そんな日々が続く中で、ストレスをためるのではなく、先回りして家事をやって、貯金をしておこうと考えるようになったのが、「家事貯金」を始めるきっかけです。

最初は、メニューを想定して野菜を切っておくなどのごく簡単なものでしたが、わずかな下準備をするだけで、毎日の家事は格段にラクになることがわかってきました。

40代を迎えて週3回の勤務にした今は、以前に比べて時間に余裕があります。でも、苦手な家事をもっと効率よく時短できれば、自分の時間を増やすことができます。そう考えて行ってきた「小さな工夫」や、「毎日頑張らなくてもいい仕組み作り」を今は、「家事貯金」と呼んでいます。

快適に暮らすために、どうしたら家事を効率よく時短できるか

家事が面倒なのは、どんなに疲れていても、快適に暮らしたいなら休めない、ということです。しかも、あれこれと手順を考えなければいけません。そこで、「毎日頑張らなくても、考えなくてもいい仕組み」を作ることにしました。

たとえば料理なら、1週間の外出、来客予定なども考えながら3日程度の常備菜を作っておき、それ以上料理のことは考えないような仕組み作りです。掃除にしても、年末の大掃除なんて大変なことはせず、必要な掃除を年間に割り振り、行う時期を決めておけば、あれこれ考えたり、悩むこともありません。洗濯も片付けも、最短コースを決めたら、実践するだけ。

完璧じゃなくてもいい、無理をしなくてもいい。自分が最もやりやすい仕組みを作ってルーティンワークにしてしまうと、家事はラクになります。明日の私を助けてくれる、昨日の私にありがとうと言える「家事貯金」の貯め方、よろしければ参考にしてください。

貯金1:1週間の献立を考えて、食材をまとめ買い

買い物の回数が増えると、余計なものを買う回数も増えませんか? 私はお金も時間もムダにしたくないので、食材は週1回のまとめ買いです。週の予定に合わせて3日程度の献立を考え、スーパーのお買い得品をチェックして、バランスよい1週間の献立を想定しながら買い物をします。思いついた献立はスマホにメモ入力しておくと、「これ、なんで買ったの?」というムダも防げます。

著=leaf 河内智美