快適に暮らしていくためには、料理・掃除・洗濯・片付けなどの家事は必須。 むしろ、逃れられない作業です。でも「やらないですんだら、うれしい」という人もいると思います。そんな、「好きではないけれど、やらなくてはいけない家事」を、どうすれば効率よく、短い時間で、終わらせることができるのか。

『明日の私を助ける 家事貯金 「忙しい」をなくす少しの工夫』の著者である leaf 河内智美さんは、そのことを徹底的に追求して、浮いた「家事時間」を、自分が家でのんびり過ごすための「家時間」に変えています。家でのんびり休む時間を作る48のアイデアの中から一部を抜粋して、全20回までお届け。今回は第10回目です。

もう面倒じゃない! お弁当は常備菜を詰めるだけ 忙しいをなくす家事貯金術(10)【連載】 画像(2/3) 【写真を見る】常備菜を詰めるだけなので、包丁も使いません

お弁当は常備菜を詰めるだけ

以前は、忙しい朝に面倒だと思っていたお弁当作りですが、曲げわっぱのお弁当箱を買ってから、作るのが楽しくなりました。といっても常備菜を詰めるだけで包丁も使わないので、10分もかかりません。

手早く詰める秘訣は、常備菜の作り置きにあります。お弁当の彩りをよくするために黄色、赤、緑のおかずを必ず作っておく。ゆで卵は飾り切りにしておく。生ハムは花びら巻きにしておくなど、すぐにお弁当箱に詰められるようにしておくと手がかかりません。

もう面倒じゃない! お弁当は常備菜を詰めるだけ 忙しいをなくす家事貯金術(10)【連載】 画像(3/3) 彩りと形の変化でお弁当を賑やかに。常備菜だけで7品のおかずを入れることもできる

ある日のお弁当の一例。メインのおかずは鰆の幽庵焼き。右上から時計回りに、ほうれん草のごまあえ、こんにゃくの照り煮、茹で卵、じゃこと切干大根の塩きんぴら、かぶと生ハムのマリネ、キャロットグラッセ。夏場は食材が傷みやすいので保冷剤や抗菌シートをお弁当箱の中に入れています。

今回はかぶと生ハムのマリネとこんにゃくの照り煮のレシピも一緒にご紹介します。

かぶと生ハムのマリネ

【材料】(作りやすい分量)

かぶ大1/2個、生ハム適量、塩少々、レモン(いちょう切り)適量、オレガノ(あれば)適宜

A ハニーマスタード大さじ1(もしくは粒マスタード大さじ1+はちみつ大さじ1/2)、酢・オリーブオイル各大さじ1、塩・こしょう各少々

【作り方】

1 かぶの皮をむいて薄いいちょう切りにする。ボウルに入れて塩をふり、10分程度水分が出るまで置いておく。

2 1の水分をしっかり絞ってAとあえる。

3 生ハムとあえ、レモンとオレガノを飾る。

こんにゃくの照り煮

【材料】(作りやすい分量)

こんにゃく1枚

A ごま油大さじ1、酢大さじ2、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2、ラー油5~10滴程度(好みで)

【作り方】

1 こんにゃくを0.5cm程度の厚さの短冊形に切り、真ん中に切り込みを入れてくるっとひねる。

2 鍋に湯を沸かし、こんにゃくを入れて2~3分茹で、アク抜きをする。

3 Aを鍋に入れ、2のこんにゃくを加えて中火で煮る。水分がほとんどなくなったら完成。

【Point】

保存する場合は、少しだけ煮汁を残しておいて保存容器に一緒に入れておくと、乾かずおいしさが長持ちする。

著=leaf 河内智美