達人の食費節約のコツ伝授! やりくりを楽しんで2.5万円&大食漢も満足で2万円!

#くらし   

家計の中でも節約効果が現われやすいのが食費。でも切り詰め過ぎると食卓が貧相になるし、心もすさむ…。しかし夫婦2人暮らしの二宮レイ子さんは1ヵ月2.5万円、夫婦と子ども1人(10歳)の松本郁恵さんは1ヵ月2万円で抑えています!さてその秘訣とは……?※食費は米代、酒代を抜いた1カ月分です。

食材の使い回しを見える化して節約!夫婦2人、二宮さんの場合


家を建てたい!と節約に励む二宮さん


●夕飯のおかずをお弁当に使い回し。色合いもチェック

節約を始めたきっかけは「家を買いたい」という強い思いから。それから昼はお弁当にシフト。お弁当のおかずになりそうな夕飯の主菜は多めに作って使い回すことで、面倒なお弁当作りも時短に。これが継続のカギ!イラストを描いて彩りもチェック。

彩りには気を遣っていま す


☆華やかなお弁当で節約生活がもっと楽しくなる:「食費を節約していることがばれたくないので、貧相に見えないよう、彩りには気を遣っています」と話す二宮さんのお弁当はこんなに華やか。

●まとめて購入した材料を視覚化してムダなく使い切る

二宮さんが買い物に行くのは仕事がお休みの火曜日のみ。安い店をはしごします。そして買い物から帰宅すると食費節約の作戦タイム。買ってきた食材を小分けにするなど、使いやすい状態にしてスマホで撮影してから、冷蔵庫に保管。その写真を見ながら1週間の献立を考えます。

お弁当は彩りも重視するのでイ ラストを描きます


「買ってきた食材をノートの右端にすべて書き出し、使う材料に印をつけながら1週間分の主菜と副菜を決定。お弁当は彩りも重視するのでイラストを描きます。食べたいメニューを決めて買い物に行くと、高くてもその材料を買わなければいけませんが、特売品を購入してそこから献立を決めると、はるかに安く上がります」と二宮さん。1週間分の献立を決めることで、外食も減ったそう。

●この合わせ技でもっと節約!

電卓を使って予算内に


→激安店を3軒はしご。電卓を使って予算内に:見切り品が出る時間も把握し、タイミングを見計らって激安店を3軒はしご。1週間の食費が6000円以内になるよう電卓を使いながら食材をカゴに入れ、予算を死守!

テトリス式貯金


→テトリス式貯金で夫のモチベーションをUP:家購入の頭金1000万円に向けて1万円×1000マスの図を作成。お金が貯まるたびにマスを色で埋めるゲーム感覚に、最初は節約に反対していたご主人も協力的になったそう。

居酒屋風夕食


→居酒屋風夕食で夫の外飲み欲を下げる:見た目にもこだわった居酒屋風料理を並べる家飲みにシフトし、外食費をセーブ。外飲みが好きだったご主人も、今では「家で食べるほうがおいしい」と喜んでくれているそう。

底値買い×ボリュームおかずで節約!夫婦2人・子ども1人、松本さんの場合


3人家族、しっかり底値をリサーチ!松本郁恵さん


●国産食材を底値で買って作るかさ増し料理が好評!

「A店は月曜が100円均一デー、B店は火曜に卵が98円なんです」と、近所のお店の特売日と底値を把握している松本さん。魚も野菜も、ほぼ100円以下に照準を合わせて買い物をしていますが、家族のため、おいしさや産地のチェックも忘れません。「食材はなるべく国産に。どこのものが安くて新鮮か、自転車で近所のお店を回り、足で情報を稼ぎます!!」こうして得た戦利品で作る〝なんちゃってメニュー〞も家族に大好評。「薄切り肉の間にはんぺんを挟み、それを油で揚げ焼きにしてとんカツ風に。油揚げにゆでて潰したじゃがいもと納豆を入れて焼くとコロッケ級のボリュームに。フライパンをアルミホイルで区切り、一度に2品作る技でガス代までも節約です!」。

同時調理もします


●子ども&夫ウケのいい〝ボリュームメニュー〟の定番があるとラク

「安くても、健康的でおいしいものを」がモットーの松本さん。ひき肉とパプリカなどのカラフル野菜を炒め、目玉焼きを載せればまるでガパオライス。オイスターソースで味つけすると、子どもも好きな味に。「何回作っても喜ばれるので、頻繁に出します。

カラフル野菜を炒め、目玉焼きを乗せればまるでガパオライス


じゃがいものおかずとともにうちの定番メニュー。私と家計を助けてくれます」。

●材料の底値をしっかり把握。それ以上の金額では買わない

1回当たりの金額はほとんど1000円以内


肉や魚、野菜は、底値となる特売日に買い物へ。特売日は店によって違うため2日に一度は買い物に行きます。「目的の特売品以外には目もくれないので、1回当たりの金額はほとんど1000円以内に収まっています」。

●この合わせ技でもっと節約!

家庭菜園の野菜で節約料理を彩りよく


→家庭菜園の野菜で節約料理を彩りよく:トマト、パプリカの苗や種を買ってきて庭で栽培。少量しか使わないのに購入すると案外高い、青じそやパクチーなどの薬味も。節約にもなるし、料理の彩りにもなると、いいことずくめ。

夫婦で行くときは見切り品が出始める19時以降


→夫の物欲は19時以降の見切り品で満たす:「夫と買い物に行くと何でもカゴに入れて予算をオーバーするので、買い物は基本的に1人で行きます」。夫婦で行くときは見切り品が出始める19時以降。半値なら購入OKとしています。

撮影=三佐和隆士(一部本人による撮影)取材・文=平川 恵 撮影協力=よしや神楽坂店

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