冷え&むくみ予防に! 掃除タイムの「ながらストレッチ」vol.11-ふくらはぎを伸ばす
健康で美しい体づくりの要は、代謝アップ。第二の心臓といわれ、血流のカギとなるのはふくらはぎです。ここをほぐすと、冷えやむくみの改善はもちろん、副交感神経が働きリラックス効果も。掃除中に段差を見つけたら、ふくらはぎのストレッチにトライしてみましょう!
1. 左のつま先を段の上にかける
10㎝ほどの段差の1歩手前に立ちます。左脚を前に出し、左のつま先を段の上にかけます。両腕は体の横で自然に伸ばしてスタンバイ。
【POINT】
段差がない場合、古紙などで高さを作ったり、頑丈な箱などを利用してもOK。あまり高すぎるとうまくストレッチできないので注意。
2. 体重を前にかけながら、かかとを床につける
体重を前にかけながら、左のかかとを下ろして床に着けます。左のふくらはぎに伸びを感じながら、鼻から息を吸い、口から吐く呼吸をゆっくり30秒続けましょう。吐くときはやや強めに。脚を替えて同様に行ないましょう。
【POINT】
体重を前にかけるときは、恥骨を前に出すイメージで行なうと、正しい姿勢がキープできます。
【NG POINT】
2の動きのときに、お尻が後ろに引けてしまうと、ふくらはぎが伸びないので注意。
さらにがんばるあなたへ!
●ふくらはぎの「奥」の筋肉を伸ばす
2の動きでかかとを床に着けたあと、ひざを軽く曲げます。手は腰に当てると安定。左のふくらはぎに伸びを感じながら、鼻から5秒かけて息を吸い、口から5秒かけて吐き、3秒止めます。これを3回繰り返して。脚を替えて反対側も同様に。この動きでは、ふくらはぎの奥の筋肉を伸ばすことができます。
監修=菅原順二 撮影=臼田洋一郎 ヘア&メイク=榊美奈子 モデル=田岡花子(スタジオ・アランチャ) イラスト=平松昭子 編集協力=彦田恵理子
この記事に共感したら
Information
パーソナルトレーナー。スタジオarancia代表。Reebok One アンバサダー。ラグビー選手として活躍後、トレーニングを学ぶ。スタジオでは、ピラティスやマスターストレッチを取り入れたメソッドを提供。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。