片づけに何度取り組んでも挫折してしまう……そんな人にこそ試してほしい、最強の片づけ法が生まれました。ズボラなあなたもぐんぐんモチベーションが上がり、エンタメとして楽しむうちに、二度とリバウンドしない片づけが完了します。心にゆとりが生まれ、理想の人生を歩みはじめるきっかけともなる必見の片づけ法です。

※この記事は『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(吉川永里子/アスコム)からの抜粋です。


同じジャンルのモノをトーナメント戦で競わせて、ナンバーワンだけ残す 鬼速片づけ(5)【連載】 画像(1/1) 同じジャンルのモノをトーナメント戦で競わせて、ナンバーワンだけ残す 鬼速片づけ(5)

同じジャンルのモノは、ナンバーワンを決める

三択をするさい、頭に置いておきたいことがあります。

同じ役割のモノは1つずつあればいいのです。

黒のボールペンは1人に1本でいい。買い物用のバッグは1個でいい。「それ、俺の仕事だから」「いや、俺にまかせろ」と自己主張し合うモノほど、邪魔なものはありません。


ごはんのしゃもじ、いくつありますか?

炊飯器を買うたびについてきます。でも、しゃもじは一度に1つしか使いません。一家に1個で十分!


お玉や鍋は、例外として複数あってもいいです。同時に使う個数を考えて必要最低限の個数にしぼりましょう。うちは6人家族ですが、鍋は土鍋や小鍋も含めて6個しかありません。

モノたちには最低でも月に1回くらい仕事をしてもらわないと困ります。年に数回しか働かないモノは、お払い箱です。


もちろん例外はあります。おせち料理用の重箱、クリスマスやハロウィンの飾りなど、代わりのきかないモノたちです。それらには年1回、いい仕事をしてもらいましょう。


とはいえ、高度すぎる専門職も困ります。

リンゴの皮むき器。ゆで卵のカッター。包丁があればいいですよね。

パスタを量るスケール。みそを量る道具。必要でしょうか?

仕事をしてもらうのに、お膳立てが必要なモノも考えものです。


フードプロセッサーも洗ったりしまったりを考えると、かえってめんどうです。兼任できるものは兼任させながら、仕事ごとにナンバーワンを決めましょう。


自分にとって、いま一番アツいと思える1つを残すのです。「もう、だいぶしぼったから選べない!」

そんな方には、1対1のガチンコ勝負をおすすめします。

これも一種の「迷いの捨てかた」です。


たとえばボールペン。

右手と左手に持って「どっちが好き?」「どっちを残す?」と自分に問いかけます。

家中のペンを一ヶ所に集めてみると、似たり寄ったりのモノが何十本と出てきます。我が家には油性ボールペンは2本しかありませんが、あなたの家には何本必要ですか?

必要な数に減るまで、ガチンコ勝負を繰り返します。1回戦で半分に、2回戦でそのまた半分に。必要だと決めた数になるまでトーナメント方式でランキングをつけましょう。


子どもたちは、このランキングをつけるのが得意です。「一番カッコいいやつから教えて」と聞くと、真剣に悩みます。同じような怪獣も彼らの中ではぜんぶこだわりがあるので、「強い順?」「大きい順?」と聞いてきます。「よく遊んでいる順か、好きな順でいいよ」と言って、オモチャ箱に1位から順番に戻してもらいます。


あふれたモノを「どうする?」と聞くと、「もう、なくてもいい」と自ら言います。


ガチンコ勝負は、いらないモノを捨てるのではなく、いるモノを残しています。だから結果は同じでも、心に無理がなく、処分しても後悔がないのです。


著=吉川永里子