自分と正面から向き合って白シャツを更新する◆磯部安伽のスマートクローゼット【連載】(3)
着るものはたくさんあるのに、何を着ればいいかわからないから次から次へと新しい服を買ってしまう…。クローゼットに着こなせないままの洋服があふれ返っている…。そんな悩める私たちに人気ファッションエディター磯部安伽(いそべ やすこ)さんが提案するのが、少ないベーシック服でおしゃれを楽しめる、賢くてすっきりしたクローゼット=スマートクローゼットです。手持ちの服をスマートに活用し、ワードローブをスマートに保てるコツが満載!有名モデルやスタイリストから絶大な信頼を集める、磯部安伽さんのスタイルブック「スマートクローゼット ベーシック服で1年を賢く着回す29のメソッド」より連載全10回でお送りします。あなたのクローゼットが賢く、スマートに生まれ変わるためのヒント、第3回目です。

自分と正面から向き合って白シャツを更新する
ベーシック服の代名詞でもある白シャツは、私の周りでは、「あまり着ない」という声も多いアイテムです。
白シャツが大好きな私ですら、その気持ちが、ちょっと分かる気がします。
白シャツは、どこにも逃げ場がないくらい、本当にストイックです。
袖をまくったり、襟を立てたり抜いたり、前裾だけをボトムにインしたりと、あれこれ面倒な着こなしテクを駆使しなければ、おしゃれ感が出せません。
フリルがついたデザイン性の高いシャツや、アイロンがけがいらないとろみ素材のブラウスを選ぶほうが、よっぽどラク。
それでも私は、白シャツを諦めたくありません。
アウターを脱いで過ごせる暖かい春の日中に、街でふと、白シャツをさらりと1枚、颯爽と着こなす女性を見かけると、思わず目が止まってしまいます。
凜々しさ、女らしさ、聡明さ。ベーシックな白シャツは、私の永遠の憧れを映す鏡なのです。
私はその白シャツを、薄着になる春に、見直すことにしています。
肩の位置や襟の形が自分の体型や顔立ちに合っているだろうか。
時代遅れのシルエットになっていないだろうか。さまざまな角度から白シャツ姿の自分を見つめ、必要であれば、毎春でも買い替えます。
下のオーバーサイズシャツとスタンドカラーシャツは、厳しいセルフチェックをパスした、今の2枚です。

著=磯部安伽/「ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット~ベーシック服で1年を賢く着回す29のメソッド~」(KADOKAWA)
Information
『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット ベーシック服で1年を賢く着回す29のメソッド』
スマートクローゼットとは?最小限のベーシック服で、季節を上手につなげて着回していくこと。この1冊であなたのクローゼットが生まれ変わります!
▼単行本情報はこちらから
著者:磯部安伽
ファッションエディター。『Marisol』『LEE』『´eclat』などの女性誌を中心に活躍
Instagram:@yasukoisobe
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