着るものはたくさんあるのに、何を着ればいいかわからないから次から次へと新しい服を買ってしまう…。クローゼットに着こなせないままの洋服があふれ返っている…。そんな悩める私たちに人気ファッションエディター磯部安伽(いそべ やすこ)さんが提案するのが、少ないベーシック服でおしゃれを楽しめる、賢くてすっきりしたクローゼット=スマートクローゼットです。手持ちの服をスマートに活用し、ワードローブをスマートに保てるコツが満載!有名モデルやスタイリストから絶大な信頼を集める、磯部安伽さんのスタイルブック「スマートクローゼット ベーシック服で1年を賢く着回す29のメソッド」より連載全10回でお送りします。あなたのクローゼットが賢く、スマートに生まれ変わるためのヒント、第5回目です。


きれい色の服は無理に着なくていい◆磯部安伽のスマートクローゼット【連載】(5) 画像(2/2) 【画像】ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット ベーシック服で1年を賢く着回す29のメソッド

きれい色の服は無理に着なくていいんです


きれい色の服は無理に着なくていい◆磯部安伽のスマートクローゼット【連載】(5) 画像(3/2) 春素材、ベーシック服の延長色、 鮮やかな色の小物。この3つで春らしさを 投入

春になると誰しも、きれい色の服に惹かれるものです。

若い頃は春と言わず、年中、きれい色の服を着ていた私ですが、30歳を過ぎた頃から、ぱたっと選ばなくなりました。

それには、年齢が大きく関係しているように思います。


10代、20代の頃は、きれい色を着こなせる〝若さ〞がありました。

今よりもっと歳を重ねれば、今度はきれい色をあやつれる"存在感"が身についてくるかも知れません。

でも、その狭間にいる今は、きれい色を無理に着なくてもいいと割り切っています。

では、私のような人は、春らしさをどう取り入れたらよいのでしょう?



まずは素材で。

透け感のあるシフォン、繊細さを演出するレース、ドライな質感のリネンなどは、地味色のアイテムだとしても、身につけるだけで春らしさを呼び込みます。

次には、自分がよく着ているベーシック服の延長にあるきれい色で。

たとえば、ミリタリージャケットの延長のグリーン、デニムの延長の水色は、私でも気負いなく身につけられる色です。

3つ目は、鮮やかな色の小物で。ピンクやオレンジやイエローなど、着るには勇気がいる強めのきれい色は、靴やバッグなどの小物で取り入れるようにしています。

浮かれた気分とさりげなさのバランスをうまく取って、春らしいおしゃれを楽しみたいものです。


作=磯部安伽