着るものはたくさんあるのに、何を着ればいいかわからないから次から次へと新しい服を買ってしまう…。クローゼットに着こなせないままの洋服があふれ返っている…。そんな悩める私たちに人気ファッションエディター磯部安伽(いそべ やすこ)さんが提案するのが、少ないベーシック服でおしゃれを楽しめる、賢くてすっきりしたクローゼット=スマートクローゼットです。手持ちの服をスマートに活用し、ワードローブをスマートに保てるコツが満載!有名モデルやスタイリストから絶大な信頼を集める、磯部安伽さんのスタイルブック「スマートクローゼット ベーシック服で1年を賢く着回す29のメソッド」より連載全10回でお送りします。あなたのクローゼットが賢く、スマートに生まれ変わるためのヒント、第9回目です。


薄手カーディガンは着るものではなく、巻き物◆磯部安伽のスマートクローゼット【連載】(9) 画像(2/2) 【画像】ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット ベーシック服で1年を賢く着回す29のメソッド

薄手のカーディガンは、着るものではなく、巻き物だと考える


薄手カーディガンは着るものではなく、巻き物◆磯部安伽のスマートクローゼット【連載】(9) 画像(3/2) ベーシックなカーディガンは巻き物使いすれば、アクセサリー的に

私にとって夏のおしゃれは、暑さとの戦いと同時に、冷房との戦いでもあります。

猛暑の中を歩いてやっとの思いで乗った電車や、暑さをしのぐために入ったカフェやショップ。

涼しいと思うのは一瞬で、しばらくすると体が芯まで冷えてくるのです。

夏は、携帯電話の次に、羽織り物を忘れないよう注意して外出します。


冷房対策アイテムとして便利と言われているもののひとつに、薄手のストールがあります。

でも、私は薄手のストールをおしゃれに使えたためしがありません。

首に巻くと急にコンサバ感が出て老けて見えてしまいそうですし、結婚式のように肩にさっとかける着こなしは、カジュアルスタイルには全く似合いません。

ストール上手=おしゃれ上手なイメージがあるので、一時期は頑張ってみましたが、もう無理はしないことにしました。


その代わり、薄手のカーディガンを巻き物感覚で持ち歩いています。

使い方はとても簡単。

上の写真のように肩に巻いて袖を縛ったり、袖に腕を通さずに肩がけしたりして、とにかく〝着ない〞のがポイント。

ベーシック派が薄手のカーディガンを普通に着ると、とても地味になってしまいます。

でも、こうして、巻き物感覚で使うことで、冷房対策だけでなく、夏のシンプルコーデに効かせる、アクセサリー的な役割も果たしてくれるのです。


作=磯部安伽