定番の揚げ物おかず「から揚げ」と「竜田揚げ」… この2つの違いって何? 画像(1/3) 「竜田揚げ」には“2つ”の必須条件があった!?

老若男女問わず高い人気を誇る揚げ物料理「から揚げ」。

誰もが1度は食べたことのある定番おかずですが、同じ揚げ物料理「竜田揚げ」との違いを知っている人はどれくらいいるでしょうか。

3月12日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)では、「から揚げ」と「竜田揚げ」の差をピックアップ。

両者の誕生秘話や製法の違いについて明かされました。


「から揚げ」と「竜田揚げ」の差を徹底解剖!

まず結論から述べると、「から揚げ」は油で揚げたもの全てを指す料理。

「竜田揚げ」は“醤油・みりん”で下味をつけ、“片栗粉”をまぶして揚げるものを指します。


「から揚げ」と聞くと“とり肉”のイメージがありますが、「油で素揚げしたもの」「粉をまぶして揚げたもの」であれば全て“から揚げ”。

使用する食材や周りにつける粉にも、これといって決まりはありません。


一方「竜田揚げ」は食材に決まりはないものの、「下味に醤油・みりんを使う」「片栗粉をまぶして揚げる」ことが必須条件になります。

では何故この2つの条件を満たす揚げ物が、「竜田揚げ」と呼ばれるようになったのでしょうか。


実は「竜田揚げ」の“竜田”は、日本軍の「軍艦・龍田」からとったもの。

誕生のきっかけは、国から海軍に“安くて美味しい軍の料理”を作るよう命令が下ったことから始まります。


軍料理を考えた結果、海軍が目をつけたのは“クジラ肉”。

しかし血合いが多いクジラ肉には、“生臭い”という欠点がありました。

そこで「軍艦・龍田」の料理長は、「醤油」「みりん」「片栗粉」で生臭さをとる調理法を開発。この方法によって生臭さが解消され、やがて「竜田揚げ」として日本中に広まるようになったのです。


これにはネット上も、「から揚げと竜田揚げの違いなんて考えたこともなかった」「から揚げの許容範囲が広すぎてビックリしてる」「竜田揚げの竜田が軍艦から来てるとは…」といった反響の声が上がりました。


今までになかった口当たりが楽しめる「豚肉の竜田揚げ」

クジラ肉から歴史がスタートした“竜田揚げ”。

今ではクジラ肉以外にも、様々な食材で美味しい竜田揚げが作れます。

そこでここからは、絶品“竜田揚げ”レシピをご紹介していきましょう。

定番の揚げ物おかず「から揚げ」と「竜田揚げ」… この2つの違いって何? 画像(3/3) 【関連レシピ】豚肉の竜田揚げ

まずは“豚一口カツ用肉”を使った「豚肉の竜田揚げ」の作り方から。

はじめに漬け汁の材料(しょうゆ、みりん、しょうがの絞り汁)を混ぜ合わせ、豚肉を入れて揉みこみます。

そのまま約15分間漬け汁に浸し、豚肉の汁けをきって片栗粉の中へ。

中温に熱した揚げ油で、こんがり色づくまで揚げていきます。

あとは竜田揚げを器に盛り、ブロッコリーと大根おろしを添えたら「豚肉の竜田揚げ」のできあがり。


パリッパリの食感がクセになる「油揚げの竜田揚げ」

定番の揚げ物おかず「から揚げ」と「竜田揚げ」… この2つの違いって何? 画像(6/3) 油揚げの竜田揚げ

竜田揚げはお肉だけでなく、“油揚げ”でも絶品料理が作れます。

「油揚げの竜田揚げ」を作る際は、油揚げを横6等分にカット。

ボウルに油揚げを投入し、しょうゆ・みりんを入れてよく揉みこんでください。

汁を吸ったら片栗粉を加えて、さらに揉みこんでいきます。


フライパンに5mm深さの揚げ油を熱し、油揚げを投入。

両面をこんがりと焼き色がつくまで揚げたら、油をよくきって器に盛りつけ。

最後に青のりをふれば、おつまみにも最適な「油揚げの竜田揚げ」の完成です。


食べ物の違いを紐解けば、料理を見る目が変わるかも。「から揚げ」と「竜田揚げ」の他にも、気になる“違い”を探求してみてはいかがでしょうか。