特化型の商品続出で戦国時代突入!? 進化する最新ピーラー事情
めんどくさい野菜の皮むきを簡単にする調理器具“ピーラー”。
実は多数の商品が販売されており、戦国時代を迎えていることは知っていますか?
野菜だけでなくさまざまな食材に特化した最新ピーラーの世界を、この機会に覗いていきましょう。
魚をピーラーで調理する!?
3月15日放送の「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)では、最新ピーラーの数々を紹介。
浅草・かっぱ橋道具街に店を構える「飯田屋」6代目の飯田結太さんは、この2~3年で進化型ピーラーが続々発売されているとコメントしています。
まず登場したのは、ピーラーの刃の部分にさらに縦に刃をつけた下村工業の「スピードキンピラピーラー」。
その名の通りきんぴら専用のピーラーで、普通のピーラーのように使うことで食材を3mmにカットすることが可能です。
実際に使ってみたゲストの菊地亜美さんも、「えっ すごい!」と驚愕していました。
貝印の「小魚三枚おろしピーラー」は、えらあたりから刃を差し込むだけで魚を3枚におろせる商品。
これには視聴者からも「料理が苦手な私でも簡単に魚がおろせる!」「めちゃくちゃ便利そうで今すぐほしい」「魚おろすのってちょっとハードル高いから、こういう器具があると魚料理に挑戦しやすくていいよね」といった声が。
キッチン用品などを販売する「ののじ」の「ワッフルピーラー」は、十字にカットすることで切った食材が網目状に。
料理の飾りやサラダなどに使えば、SNS映えもばっちりです!
また下村工業の「カニピーラー」は、硬いかにの甲羅がするっと剥ける優れもの。
刃がかにの足にフィットするようカーブしているため、簡単に甲羅を剥くことができますよ。
薄切りだから食べやすい「ひらひらにんじんのカレーマリネ」
番組ではさまざまな食材に特化したピーラーが紹介されましたが、どの家庭にもある一般的なピーラーにもいいところは盛りだくさん。
今回は一般的なピーラーを活用して作る簡単副菜の作り方をみていきましょう。
「ひらひらにんじんのカレーマリネ」は、まずピーラーでにんじんを帯状にカットしていきます。
次に耐熱ボウルに入れてオリーブ油を加え、ラップをかけて電子レンジで約1分30秒加熱。
おろしにんにく・カレー粉・酢・はちみつ・塩・こしょうを、加熱したにんじんに加えたら完成です。
好みで粗びきこしょうをふるのもGOOD。
華やかな見た目の「ズッキーニのひらひらサラダ」
おもてなしにもぴったりの「ズッキーニのひらひらサラダ」は、まずピーラーでズッキーニを縦に薄くそいでいきます。
ゆで卵は縦横半分にカット。
湯にズッキーニを入れてざっと混ぜ、約3秒たったらざるにあげましょう。
用意しておいた氷水でズッキーニを冷やして水けをきったら、昆布茶・オリーブ油・酢・塩で作ったドレッシングと混ぜてください。
ゆで卵も投入し、最後にこしょうを少々ふったらできあがり。
ズッキーニを氷水にさらすことで、シャキッとした食感が楽しめますよ。
毎日の食卓をさまざまな方法で助けてくれる“ピーラー”。最新のピーラーをゲットすれば、料理がより楽しくなるかもしれませんね。