不調の原因は「下がり腸」かも!? 今すぐやりたいセルフチェック&すきま時間ストレッチ
下がり腸セルフチェック
小腸と大腸の2つに分かれる腸。その全長はビヨーンと長く約8mで、周りの筋肉によって支えられています。正しい位置にあれば正常に働く腸ですが、便秘などでたまった便の重みや、加齢による筋肉の衰えによって腸の位置が下がってくると働きが悪くなり、さまざまな不調を引き起こします。
あなたの腸は大丈夫? さっそく、チェックしてみて!
【おへその下が冷たい】
おへその下に手を当てて、温かいか冷たいか確認してみて。温かければ元気な証拠。冷たければ腸が下がり、血流が悪くなっている状態です。
【おへそが横長】
あなたのおへその形は縦長? 横長? 横長の人は要注意。おへその裏側にある小腸が垂れるとおへそが横長に変形するのです。
さらにこんな人は要注意!
【パンケーキ食べたい♪】
ふわふわ口溶けがよいものなど、あまりかまずに飲み込めるものは腸の大敵! かまない=消化を助ける唾液の分泌が減ることで腸の負担が増えます。糖分過多なのもNG。
【前髪左分け】
前髪の分け目が左の人は体が右側に傾きがち。もともと便が詰まりやすい腸の左側がさらに詰まりやすくなります。 分け目は左右対称、もしくはこまめに変えましょう。
ながら腸ストレッチで美腸
すき間時間を有効活用! 気づいたときにこまめにやれば、美腸効果がアップします!
【雑誌を読みながら腸ストレッチ】
マーメイドのように両手で上半身を起こし、足はひざから90度に曲げる。その状態をキープしたまま上半身を左右にひねる。おなかまわりの筋肉が刺激され、下がりづらい腸に。
【歯磨きしながら腸ストレッチ】
右足のひざを軽く曲げて足を後ろに上げる。左足で「トントン」とリズミカルにジャンプする。腸が刺激され排せつ力がアップするうえ、これだけで自律神経を整える効果も!
【テレビを見ながら腸ストレッチ】
いすに背骨を立てて座る。足を右側に流し、上半身を反対側にねじる。足を逆に流して、反対側も。ふだん使わないおなかの側面の筋肉が伸びることで腸の血流がよくなる。
どのストレッチも、暮らしのすき間時間にできることばかり。毎日の習慣に組み込んでしまえば、腸を正しい位置にキープできて、快調&快腸! さらに、美肌、ダイエット効果もありますよ!
監修=小野 咲 撮影=武井メグミ イラスト=多田景子 モデル=浅田みち 編集協力/稲垣飛カ里(side dishes)