脳をはげましてダイエット!? イライラからドカ食いしちゃう「感情型ぽっちゃりさん」へのおすすめテク

#美容・健康   

「脳」って人間に例えるなら、何でもテキパキさばいて超タフなタイプに思えませんか? でも、「脳」は案外単純。不快なことは嫌で楽しいことしかしたくない!のだとか。そこで、「脳」が楽しー!と感じることを行なって、うま~くダイエットへ導くとっておきのテクをご紹介します♪

イライラすると食欲が暴走しちゃう「感情型」ぽっちゃりさん


イライラ&ダラダラ食いは、ナイーブ脳が原因だった!


太る最大の原因は、食べ過ぎ。そのタイプは、イライラして食に走る『感情型』と、惰性で食べ続ける『習慣型』に分けられ、どちらも脳の働きが深く関わっています。

「もともと人間の脳は、ネガティブなことに敏感。そのため、ストレスがかかると癒しを求めて“食(快楽)”に走りやすくなるのです。また、脳はラクをしようとするので、慣れた行動を単純に繰り返してしまうという傾向もあります」とは、脳科学者の岩崎一郎先生。先生自身、脳をはげましたことで約20 ㎏の減量に成功したというから驚きです!

「脳細胞は、常に新しく生まれ変わっています。そのため、ちょっとしたテクニックで、いつでもよい方向へ脳を導くことができるのです」

まずは、イライラが原因でドカ食いしてしまう『感情型』ぽっちゃりさんの具体策を紹介するので、ぜひトライして。

たまりにたまったストレスが食欲増進ホルモンを出してドカ食いへ


人間は、ストレスを受けると、緊張状態になり、アドレナリンというホルモンが分泌されます。「アドレナリンは、食欲を抑えるほうに働くホルモンですが、緊張状態が長く続くと、アドレナリンに代わってコルチゾールというホルモンが分泌されます。コルチゾールは、もともとストレスに対抗するためのホルモンですが、大量に分泌され続けると、ほかのホルモンに働きかけて食欲を増進させたり、太りやすくする働きがあるのです」

特に、イライラするとドカ食いにたまりにたまったストレスが食欲増進ホルモンを出してドカ食いへ走りやすい感情型タイプは、食が細くなるアドレナリンモードから、食欲がアップするコルチゾールモードへと移行しやすい特徴が。「現代人に多い傾向ですが、ふだんから知らず知らずのうちにストレスをため込んでいるので、さらに新しいストレスを感じると、あっという間に食欲が暴走してしまうのです」

ストレスを完全に取り除くことは難しいかもしれませんが、ストレスに対抗する脳を育てることは可能! これから紹介する“はげましテクニック”で脳を鍛えていきましょう。

【画像を見る】キーッ!とストレスが爆発すると、ムクムクと食欲が…!!


【 C H E C K】

下の項目の中から自分に当てはまるものにチェックを入れてください。当てはまる項目が多い場合、感情型ぽっちゃりさんの傾向にあります。

□ 悩みがあるとなかなか吹っ切れない

□ 時間を忘れてのめり込むような趣味がない

□ 仕事などで頻繁にプレッシャーを感じている

□ 休日の夜になると少し気が重い

□ いいたいことがあっても飲み込むことがある

□ 生理中はいつもより食欲が旺盛になる

□ 運動よりも食べることのほうが好き

□ 夫や子どもとの関係がうまくいっていない

感情型ぽっちゃりさんにおすすめ! 今すぐできる脳はげましテクニック


このタイプは慢性的なストレスが原因で食欲が旺盛に。ストレスと上手につきあえる脳に育てることでやせやすくなります。

毎日コツコツ“感謝”をメモすることで、幸福感とやる気がアップ!


【テクニック 1】 「感謝日記」をつけて幸福感&やる気をアップ

ほんのささいなことでもいいので、日々の生活の中で〝感謝できること〟を見つけ、こまめにメモしていきましょう。感謝をすると、脳細胞が増えて脳が活性化することが分かっています。また、感謝の気持ちを持つと人間関係がよくなって幸福感が増したり、エネルギーが湧いてやる気がアップするという研究結果もあります。

体を動かして、前向き脳をつくり出す


【テクニック 2】少しでも体を動かしてスッキリ感を味わおう

物事に失敗しても前向きに捉えられる脳の回路をつくるには、運動が効果的。人間はミスをすると、「クヨクヨ脳波」と「前向き脳波」の2 種類が出るのですが、日常的に運動をしていると、前向き脳波が強く出る傾向があるのです。ポイントは運動を長期間続けること。そのためには、自分が楽しいと思える運動を選んで行なって。

“食べたい”欲求は、1分間の深呼吸でクールダウン


【テクニック 3】食欲が暴走しそうになったら1分間、無心で呼吸を数えてみて

食欲が旺盛なときは、静かに自分の呼吸を数えてみましょう。呼吸だけに意識を集中させることで、感情を制御する部位など、脳のさまざまな部位が活性化することが分かっています。具体的には、安定した姿勢で座り、「吸って吐く」を1回として10呼吸行ないます。10まで数えたら、また1から数え、これを1分間繰り返して。

「人に何かをしてあげる」ことは、ストレスによる不幸感もはね返す!


「人に何かをしてもらったとき」と「人に何かをしてあげたとき」、どちらも人は幸せを感じます。ところが、「人に何かをしてもらったとき」の幸福感はストレスのある状況下では打ち消され、チャラになってしまうことが脳科学の研究で明らかになっています。逆に、「人に何かをしてあげたとき」の幸福感は、ストレスによって失われることがないことも分かっているのです。ツラいときや苦しいときほど、人は神頼みをしてしまいがち。でも、そんなときこそ他人の幸せを願ったり、助けてあげたりすると幸福感がより大きくなります。

ぽっちゃりの原因がストレスだと判明したら、あとはそれを暴走させなければいいだけ。あの手この手で、脳をストレスと上手につきあえるように鍛えることで、心はもちろん、体型もすっきりさせましょう!

編集協力=オフィス・エール

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Information

教えてくれたのは:岩崎一郎先生
脳科学者。医学博士。旧通産省主任研究官、ノースウェスタン大学医学部准教授を歴任。帰国後、国際コミュニケーション・トレーニング株式会社を設立。著書に『ピンチに強い脳の鍛え方』(廣済堂出版)など。


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