家族みんなが進んで片づける魔法のことば!「片づけがしんどい」というあなたのための処方箋(2)

#くらし 
毎日、片づけては散らかり…でも「片づけれらない私はダメ人間、と思うのはやめましょう!」


毎日、片づけては散らかり…を繰り返し、それでも徐々に汚くなる家にイライラしながら時間ができたら家じゅう片づけよう!と思う(でもそんな日は来ない)。

少しでも快適に、と思うものの正直しんどい。私もそんな一人です。

今回、その思いを受け止めてくれたのは『家事は8割捨てていい』など家事に関する著書を多数出している佐光紀子さん。

小手先の片づけ術ではなく、もっと根本的に片づけをしんどくなくするには、自分自身の意識と、家族との関わり方を変えることでした。

「片づけられない私はダメ人間、と思うのはやめましょう!」ということばを胸に、片づけのしんどさから一緒に解放されましょう。連載第2回目です。

今回助けてくれるのは…

◇佐光紀子さん/翻訳家、ナチュラルライフ研究家◇

【画像を見る】今回助けてくれるのは…◇佐光紀子さん/翻訳家、ナチュラルライフ研究家◇


家族みんなが進んで片づける魔法のことば


片づけのしんどさから解放される意識改革を実行するため、必要不可欠な存在が家族です。

あなただけで抱え込むのではなく、同じ屋根の下に住んでいる家族みんなが率先して片づけたくなる仕組みとは?

まずはなんといっても「ことば」が大事です!

〜リビングダイニングにて〜


×NG「靴下をここで脱ぎっぱなしにしないでって、何度もいってるでしょ!」


「ここはみんなの場所だから、きれいにしようね」


◯こう言い換えよう!「ここはみんなの場所だから、きれいにしようね」


リビングなど家族の共有スペースは、公園など公共の場所と同じ。

率先して片づけてあげることはやり過ぎです。

根気強く、冷静に、散らかした人の自発的な片づけを促しましょう。

×NG「なんでぜんぶ私がやらなきゃならないの?」


「テーブルの上を片づけるの私よりも上手よね」


◯こう言い換えよう!「テーブルの上を片づけるの私よりも上手よね」


床に服を脱ぎ捨てても平気なのに、テーブルがごちゃついていると気になるなど、こだわりは人それぞれ。

片づけない家族には、こだわりを持っているエリアから任せてみましょう。

×NG「全然いったとおりになってないじゃん!」


「片づけありがとう。こっちの畳み方もいいよ!」


◯こう言い換えよう!「片づけありがとう。こっちの畳み方もいいよ!」


頼んだことと違っていたり、同じことを繰り返していても、まずは片づけようとした気持ちをねぎらい、相手のやる気をさらにアップさせましょう。

その上でさりげなくアドバイスを。

平常心&スマイルを保ったいい方と表情も大事!


がんばり屋さんの私たちは、片づけに非協力的な家族をつい非難しがちです。

そしてそのことばがかえって家族のやる気をそいだり、自分の問題ではないと思わせたりしているかも。

ここはひとつ、心のくすぶりをぎゅっと封印し、穏やかな精神状態とナチュラルなスマイルを心がけましょう。

未来の自分のために、家族がみずから片づける習慣へと導いて!

〜キッチンにて〜


×NG「たまにはさぁ、ちょっと手伝ってくれたっていいんじゃない?」


「きょうは私がごはん作ったから、片づけはお願い!」


◯こう言い換えよう!「きょうは私がごはん作ったから、片づけはお願い!」


〝自分ばっかりやってる〟という不満を前面に出すのではなく、ここまでやったので、そこから先はあなたに担当してもらいたいと伝えるなど、手伝ってほしいことを具体的に口に出しましょう。

〜子ども部屋にて〜


×NG 「このおもちゃ、いつまでここに置いておくの? 早く片づけなさい!」


「いらないなら、来週火曜のゴミ捨ての日に出しちゃうね!」


◯こう言い換えよう! 「いらないなら、来週火曜のゴミ捨ての日に出しちゃうね!」


具体的な日時を決め、それまでに本人に片づけてもらうようします。

それでも片づかない場合は心を鬼にして本当に捨て本気を見せましょう!

×NG「まだ、あっちは片づいてないけど?」


「こっちは片づけてくれたの?ありがとうね!」


◯こう言い換えよう!「こっちは片づけてくれたの?ありがとうね!」


ついできていないところに目がいきがちですが、リモコンを元に戻すなど、ささやかなことでも「ちゃんと気づいているよ」という意味も込めて「ありがとう」を必ず伝えて。

〜玄関にて〜


×NG「もう! どうして準備しておかないの?(といいながら、渡してあげる)」


「靴箱の上に置いてあるよ!」


◯こう言い換えよう!「靴箱の上に置いてあるよ!」


ブツブツ文句をいいながらも、結局いつもあなたが尻拭いをしていたら、状況はいつまでも変わりません。

家族が自分で手を動かすことができる環境づくりとことばがけを!

第3回では、佐光さんが実践している「脱しんどい片づけ」のコツを紹介します!

【レタスクラブ編集部】

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Information

監修/佐光紀子 撮影/木村文平  イラスト/ナカオテッペイ  取材・文/田中理恵

『「片づけがしんどい」というあなたのための処方箋』▼掲載話一覧

◇佐光紀子さん/翻訳家、ナチュラルライフ研究家◇
翻訳をきっかけに重曹などの自然素材を使った家事に目覚め、研究を始める。以降、講座や執筆活動を展開。
上智大学大学院で日本の家事の在り方を研究し、2016年に修士号を取得。2男1女の子どもたちは、全員社会人に。
著書『家事のワンオペ脱出術』¥1,400 がエクスナレッジから発売中。

雑誌情報はこちら『レタスクラブ ’19 10月11月合併号 』

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