「料理がきらい」でいい 「家事なんて適当でいい!」(4)【連載】
「料理がきらい」でいい

「週に4日は豚汁」で万事解決 料理ぎらいが考えた栄養満点料理の秘策
ぶっちゃけ、料理を作るのが苦痛です。きらいなんです。努力はしてみました。料理教室にも通って、出汁の取り方から和洋食の作り方までひと通り習いました。でもダメなんです。やっぱり料理が好きではないのです。
料理ぎらいにとって「時短レシピ」や「簡単レシピ」はあまり意味がなく、そもそも「料理に取り掛かる」こと自体が苦痛なんです……。
「何を作ろうか」の前に「いっちょ料理やってみっか!」とモチベーションを上げることが、料理ぎらいな私の最初の仕事になるわけです。
当然のことながら、毎日の献立を考えるのも苦痛でした。
料理って家族に愛情をそそげる家事の一つではあるけれど、毎日毎日の繰り返しになるともはや、愛情よりもルーティン作業。
子どもの成長を考えた栄養バランスの良い食事は作りたい。しかし、毎回レシピを見ながら作るのは避けたい。できれば手早く、簡単に。そこで、この状況を打破するために考えた秘策が……。
「週に4日は豚汁とごはん」
豚バラ、にんじん、大根、ごぼう、玉ねぎ、長ねぎ、里芋などなど。お肉でしっかりタンパク質と脂質も摂れて、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な野菜もたっぷり。これに炭水化物のごはんを加えれば最高じゃないか! 一汁一菜で十分栄養が摂取できる!
豚肉を鶏肉に変えたり、里芋をじゃがいもやサツマイモに変えたり、野菜も冷蔵庫にあるものでいいし、シチューやカレーにもアレンジできる。
それに、豚汁ってほとんど失敗しないんです。どんな具材でもおいしいし。
こうして週の半分以上を「豚汁」を基本にしたアレンジ料理にするだけで、献立を考える苦痛がなくなりました。
味付けは変えられるし、そもそも日本人は味噌汁とごはんに飽きない体質(勝手な持論)。
毎日違う献立にしなきゃいけないという呪縛から解放されるだけで、本当に日々の料理が楽になりました。
平日がこんな感じなので、週末で元気がある日には、いつもとは違う凝った料理にもたま〜に手を出せるようになりました。
それまで料理を楽しむ気持ちなど無いに等しかったのに、献立作成のつらさから逃れたことで料理が楽しくなりました。
これは、私の中でかなり革命的なできごとです。

定番メニュー、我が家の豚汁。お肉も根菜もいっぱい入って1杯で栄養満点。
著=ボンベイ/「家事なんて適当でいい!」(KADOKAWA)
Information
『家事なんて適当でいい!』
Kindle版はこちらから▼
「育児中、ママは常にギリギリのラインに立っていて、
もしかしたら、毎日のようにニュースを賑わす虐待だって他人事じゃない!」
日々の育児でそう感じた著書のボンベイさんが掲げた最重要ミッションは「死なせない」こと。
試行錯誤しながら実践してきた、その暮らしと子育ての工夫・考え方は、自分と家族、みんなを笑顔にしていきました。
子どもとの暮らしが楽に、そして楽しくなる! 工夫がいっぱいの一冊です。
Instagram@bonbei_twinslife
Twitter@HUTACHAN_twins
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