栄養バランスは1週間で組み立てる「家事なんて適当でいい!」(5)【連載】
栄養バランスは1週間で組み立てる
1週間スパンで栄養バランスを考えて冷食もレトルトも上手にメニューに取り入れる
あるとき、農林水産省のホームページで、こんな文言を見つけました。
===
「日本型食生活」を一食、一日単位ではなくとも、数日から一週間の中で組み立てる。
(中略)
ごはんと組み合わせる主菜、副菜などは、家庭での調理のみを前提とせず、中食、冷凍食品、レトルト食品、合わせ調味料などの活用や外食との組み合わせも可能。
(平成27年3月 今後の食育推進施策について(最終取りまとめ)より抜粋 )
===
これってつまり、毎食、毎日、ちゃんとしたごはんをあげなきゃ、と、自分にプレッシャーをかける必要はなく、「今日は野菜を食べていないから、明日は野菜を多めに摂ろう」と1週間スパンで栄養バランスを考えて、冷食やレトルトもうまく利用してがんばろう!と国が言ってくれているわけですよ。
うん、これならなんとか続けられそう。
ただ、スパンが長いと、毎日、何が必要で何が足りないかを考えるのがめんどう。
そこで私は、肉や魚、野菜、果物など、1週間分の食材をバランス良く組み合わせて買い物するようにしています。
これを1週間で使い切るようにすれば、毎食毎食、足りない栄養を考える必要もありません。
また、冷凍食品やレトルトを使うことも多いからこそ、自炊するときは良い素材を使うようにしています。自炊でバランスをとるイメージです。
お金のかけ方には意外とこだわりがあって、私のような料理が苦手な人は、調味料にお金かけるのがオススメです。なぜなら、調味料が美味しいので、すべての料理がそれなりの味になるから。
食材も、例えば白米を玄米に替えるだけでミネラルやビタミンが摂取できるので、同じ食材なら栄養豊富なものを選ぶようにしています。

食に関して、私がお金を惜しまないようにしているものが下のリストです。
お金を惜しまないリスト

調味料
● ぬちまーす「ぬちまーす」
(宮古島の海水だけを使用したミネラル豊富な塩)
● 井上醤油店「古式じょうゆ」
(旨みや風味が際立つ天然醸造醤油)
● 味の一醸造「味の母」
(お酒とみりんの良さを併せ持った発酵調味料)
主食
● 玄米(食物繊維、ミネラル、ビタミンが豊富)
● 全粒粉パスタ
(表皮や胚芽、胚乳を残しビタミンB1が豊富)
卵
● スーパーで並べられている中で一番高い卵
(卵は値段と品質が比例すると聞いたので)
性能の良い調理器具
● シャープ「ホットクック」
(自動で圧力調理ができる便利家電)
● バイタミックス「バイタミックス」
(硬い食材も粉砕するハイパワーミキサー)
著=ボンベイ/「家事なんて適当でいい!」(KADOKAWA)
この記事に共感したら
Information
『家事なんて適当でいい!』
Kindle版はこちらから▼
「育児中、ママは常にギリギリのラインに立っていて、
もしかしたら、毎日のようにニュースを賑わす虐待だって他人事じゃない!」
日々の育児でそう感じた著書のボンベイさんが掲げた最重要ミッションは「死なせない」こと。
試行錯誤しながら実践してきた、その暮らしと子育ての工夫・考え方は、自分と家族、みんなを笑顔にしていきました。
子どもとの暮らしが楽に、そして楽しくなる! 工夫がいっぱいの一冊です。
Instagram@bonbei_twinslife
Twitter@HUTACHAN_twins