掃除機かけるだけじゃNG!? 洗濯でできるダニ対策に注目
ダニの死がいやフンもアレルギーの原因に!
最初にそのダニ対策アイテムを発売するP&Gの高山さんが、今回の新商品と、開発に至った背景などを紹介。

続いて室内のアレルゲンについて専門に調査、研究を重ねている環境アレルゲンinfo and care株式会社の白井秀治先生が、今のダニの実態について解説しました。
白井先生によると、日本の家の中で見つかる約8割がたのダニが「チリダニ」と呼ばれるもので、人をさしたり、噛んだりはしないそうです。
大きさは、10円玉に描かれた平等院鳳凰堂の屋根についている鳳凰よりも小さく、本当に極小。

実際に発表会の際、生きているダニを見ましたが、かなり拡大できるルーペでのぞいてやっと確認できるレベルでした。筆者にとって動くダニを見たのはこれが初めてでしたが、想像していた以上に活発に動いていてビックリしました!確かにこれが敷布団一面にうごめいている様子を想像するだけで肌がかゆくなってきますね…。
比較的に暖かく湿度が高い環境がお気に入り。日本では梅雨から夏にかけてダニが繁殖し、それらが死ぬ秋から冬にかけて死がいやフンが室内にたくさんまん延するそう。その死がいやフンもアレルゲンの原因になるとのことです。

生活環境の変化でダニが死なない!?
「ただ、そんなダニの生態が最近、変わっているようです」と白井先生は言います。住宅の気密性、断熱性が良くなったことで秋冬でも室内はポカポカ。そのため、秋冬になっても死なずに元気に活動を続けるダニが増えているそうです。実際、この30年の間で、ダニの数は4倍に増えているというデータも!

そう、私たちは1年中たくさんの生きたダニたちと一緒に暮らしてしまっている可能性が高いといえるのです…。
私たちが心地いい場所=ダニにも気持ちがいい!
白井先生からダニの生態と最近の傾向について話が合った後、ママの代表として森三中の大島美幸さん、大沢あかねさん、YOUさんが登場。
司会者の方から「お家にいる時はどこで寛ぐことが多いか」と質問され、舞台上に作られた家のセットの中で、大沢さんとYOUさんはリビング、大島さんはベッドルームへ移動しました。
そこで白井先生からちょっと怖い発表が!
「リビングで一番ダニが多いのが、YOUさんが座っているソファのクッション。次いで大沢さんが座っている床のカーペット、そしてソファになります。」

大島さんが寛いでいるベッドルームの中でダニが多くいるのが1位ふとん。2位がぬいぐるみなどの布製品、3位はカーテンとのこと。


「ダニの好物はヒトのフケや垢で、ヒトの皮脂の汚れに誘われて集まってくる習性があります。すなわち人がよくいる場所=ダニが多くいる場所だと思ってください。特に毎日使う布団は汗なども吸い取って高湿度なのでダニにとって絶好の環境なのです」と、白井先生。
そして、驚くのがその数!
シングルサイズの布団の片面からは最大8000匹ものダニが見つかることも。またそこで出たホコリの中にはダニの糞も含まれているそう。それを聞いてママ3人も驚きと嫌悪感が…。

ダニを新たに「よせつけない」対策が大切
家中にどんどんはびこっていくダニたち。どのような対策を講じるのがいいのかを教えてもらいました。
「まずはダニやその死がい、フンを取り除くようにしてください。これらは今までみなさんがやっていた布団を天日干ししてその後叩いてホコリを落とす、掃除機で吸い取るということで対応できます。
それに加えてこれからは
『生きているダニを誘い込まないよう皮脂汚れを取り除く』、
『生きているダニをよせつけない』
ことが大切です」。
なるほど!今まで私たちがやっていたダニ対策というのは、主に死がいやフンを取り除くことでした。確かにそれだと新たに生きたダニがよってきたら、それらのフンや死がいが再び発生しますよね。なので、元から「寄せ付けない」という対策は有効かもと感じました。
代表のママ3人もその話を聞き「なるほど~」と納得していたようです。
洗濯でダニをよせつけにくくする
そういった今までにない「ダニ対策」ができるよう開発されたのが、「アリエール ダニよけプラス」です。「洗剤にダニをよせつけにくくする成分を配合。それで洗濯することでダニを誘う原因となる皮脂汚れを取り除き、衣類や寝具に新たなダニをよせつけにくくします」と、P&Gの高山さん。
シリーズは、洗剤タイプ、スプレータイプを含め全部で4種類。実際にスプレータイプを試したYOUさんは「洗濯機で洗えないものにもシュッと吹きかけるだけだから便利!」と満足そう。


毎日の「洗濯」の中で「ダニ対策」できるのは、忙しいママや主婦にとっては大助かり!今までの掃除機をかける、ふとんを天日干しするなどにの対策に加えて、ぜひ取り入れてみたいと感じました。
文=高橋知寿
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