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最近の研究で判明したすごい唾液パワー!!あなたの唾液は大丈夫?

唾液中の抗菌物質IgAが体を守る
唾液には、抗菌物質が多く含まれ、特に注目したいのがIgA(免疫グロブリンA)です。
IgAは細菌やウイルスなどの異物を発見するとすぐにくっついて、粘膜に異物が付着しないように働きます。
そして、無害化された異物はほとんどが唾液と一緒に洗い流されるので、感染を防ぐことができます。
▷IgAの免疫効果のメカニズム

腸内環境がよいと、唾液中のIgAが増える
IgAは腸内にも存在し、腸内で悪い細菌を除去する働きをして腸内環境のバランスを整えています。
また、腸管と唾液腺はつながっているので、腸内環境がよいとIgAが唾液腺を通じて唾液に多く分泌され、感染症のリスクを軽減できるのです。
IgAは大腸がんを引き起こす口内の悪玉菌をやっつける役割などもしており、見えないところで私たちの健康を支えています。
▷唾液と腸内環境は互いに関係し合っている

あなたの唾液の「量」と「質」をチェック!
唾液の量が少なく質が悪いと、IgAの分泌が少なく、さまざまな病気のリスクが高まります。
まずは自分の唾液の状態を知って、危険度の確認を。



生活習慣や食生活を見直すだけで、唾液の状態は改善できます。
それぞれ3つのポイントを実践してIgAの分泌量を増やしましょう。

POINT 1 唾液線のマッサージ
マッサージは唾液の分泌を確実に増やせます。
いつやってもよく、毎日続けることが大切です。
✴︎耳下腺マッサージ✴︎

両方の耳の下のほうにそれぞれ3本の指を当て、そこを中心に円を描くように指先をゆっくりと動かす。
2分以内で10回以上繰り返す。
✴︎顎下腺マッサージ✴︎

両手の握り拳をあごの下にはめ込むようにしてくっつけ、そこからあごの先に向かって拳を動かす。
これを10回以上繰り返す。
POINT 2 水分をこまめにとる

健康な成人で唾液は1日に1~1.5L分泌されます。
体が脱水症状になると唾液も出にくくなるので、1日にとる水分も1~1.5Lを目標に。
体に水分が吸収されやすいように時間を決めてこまめに水分補給を。
POINT 3 大きめに切ったものを食べる

よくかんで食べると自然と唾液は多く出るように。
いつも食べているものを少し大きめに切って、かむ回数を無理なく増やして。

POINT 1 乳製品を毎日食べる

牛乳、ヨーグルトなどの乳製品には唾液の分泌を促して、IgAの濃度を高める作用があります。
なかでも特定のヨーグルトは毎日100g程度を食べることで、唾液中のIgAの含有量が増えるというデータもあります。
さらに乳酸菌によって腸内環境が整うことで、唾液腺が刺激されて口内のIgAが増えるというよい循環も期待できます。

R‒1乳酸菌は免疫細胞を活性化する働きがあることで、インフルエンザ対策に有効なことはすでに知られています。
さらに、近年の試験によって、R‒1乳酸菌入りのヨーグルトを毎日一定量食べることで、IgAの分泌量が増加して濃度も上がることが判明し、インフルエンザに対する予防効果を期待できることが確認できました。

POINT 2 食物繊維を積極的に食べる

食物繊維は腸内で分解されるときに腸管を刺激し、それによって唾液腺にIgA の分泌シグナルが送られます。
根菜、芋類、きのこなど食物繊維が豊富な食材を積極的に取り入れて。
POINT 3 ストレッチをしてリラックスを
ストレッチや深呼吸をして血行をよくし、体も心もリラックスしましょう。
軽い運動がIgA の濃度を上げたという調査結果もあります。

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