「私はアンタの家政婦じゃない!」って言いたいけれど ただの主婦が東大目指してみた(6)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
赤ちゃんがいたら、昼まで寝るわけないじゃん。
他人が関係するなら、わたしのひどい怠惰もさすがに立ち上がるよ。
ちゃーくん、じゃあ俺はって……あなた、大人じゃないの。
ちゃーくんは、自分で起きて
全部自分でできるじゃないの。
赤ちゃんとちゃーくんを、同じ土俵で考えるのはちょっとおかしいよ。
まさしく今がドラマとかでよく見る、例の言葉を使うタイミングだ。
いい加減にして!
……
っていうセリフは、しっかり家事をやってたり、子育てをしていたり、フルタイムの共働きだからこそ言える言葉であって、
家でできる、収入の不安定な仕事しかしてなくて、仕事量もフルタイムのお仕事とは比べ物にならないし、好きでやってるだけだ。
その仕事が続けられるのも、ちゃーくんが大黒柱となって、うちのベーシックインカムを稼いでくれてるおかげ。
だからわたしは、なんにも言えない。
言える立場じゃない。
「ちゃーくん」
この記事に共感したら
Information
著者:ただっち
現役・東大院生。英語学習カウンセラー。ブログ『ただの主婦が東大目指してみた』が、開始後5ヶ月で1日最高28万PV、月間450万PVを記録。結婚を機に専業主婦になったものの、東大大学院の受験を決意。著書に『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)、『東大「ずる勉」英語 〜3ヶ月で赤門くぐった「超効率」学習法〜』(ぱる出版)。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。