涼しくなり始めた今が危ない「遅めの夏バテ」は、「腸活」で乗り切る
日中はまだまだ日差しが強いけれど、朝晩は涼しくなり風が心地よく感じられるようになってきました。ようやく夏の過酷な環境から脱出できるぞと思いきや、涼しくなってきたときこそ「夏バテ」の症状が出やすいのだとか。
それは体が急に冷やされると体温調整にかかわる自立神経の機能が乱れ、消化機能がうまく働かなくなり、必要な水分や栄養素が消化吸収できなくなるため。すると体がだるくなり、いわゆる「夏バテ」の状態になりがちだそう。
これを予防するには、「腸」のコンディションが重要ポイント。夏バテ防止には食事をきちんととって水分やカリウムなど必要な栄養素を身体に送り込むことが必要だけれど、栄養を消化吸収する腸が健康でないと、元も子もないのです。
では腸を健康にするにはどうしたら? まずは食物繊維をとって便秘しないように心がけることがいちばん。食物繊維には腸内菌のバランスを整えてくれるという働きもあります。食物繊維が多い食品は野菜類やきのこ類、果実類などが代表的ですが、最近では手軽にとれる「穀類」にも注目が集まっているよう。なかでも含まれる水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが整っているとして、テレビや本などで注目が高まっているのが「大麦」。白米に混ぜて炊くものや、レトルトパウチになっているものもあるので、難しい調理がいらないのも嬉しいポイントです。
調理のポイントは、白米に混ぜるとき大麦の分量を多くしないこと。白米とは違う独特な風味が気になる人も少なくないので、初めは少量だけ混ぜてみたり、野菜たっぷりのカレーや炒飯など、しっかりした味のメニューとあわせるのもよさそう。
腸のコンディションは夏バテ対策だけでなく、美肌づくりやダイエットにも大切。大麦を上手に味方につけて、季節の変わり目も元気に過ごしてみて。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
管理栄養士。昭和女子大学生活科学部生活科学科管理栄養士専攻を卒業後、同大学院にて博士号を取得。大学院卒業後、大学・研究機関・病院にて研究に従事する。専門は、臨床栄養学。特に婦人科疾患(不妊症・無月経)、脱水症、周術期栄養管理を得意分野とする。2016年4月より済生会横浜市東部病院 周術期支援センターにて管理栄養士として仕事を行なう。
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