クリスマスやお正月に作ってみない?食べられる宝石「琥珀糖」
キラキラ光り輝いてきれいだと、ちまたで話題の琥珀(こはく)糖。煮て溶かした寒天に砂糖を加え、固めた和菓子です。表面のしゃりしゃりした食感と、内側のぷるぷるした食感の違いが楽しい! クリスマスやホームパーティー、お正月などに作ってみませんか? お菓子研究家の本間節子さんにキレイに作るコツを教えてもらいました。
●きれいに作るコツを覚えてからトライ!
きれいな琥珀糖の正体は水、寒天、砂糖。水と寒天を火にかけて溶かし、砂糖を加えて煮詰め、冷やし固めたら、あとは乾かすだけで完成です。レシピがなくてもこれなら簡単に作れそうですが、実はコツを知らないとうまく固まらなかったり、むらができたり、泡が入ってしまったり……。
「まず最初に鍋の重さを計っておきます。今回紹介しているレシピ中に“鍋の中身が ○○gになるまで煮る”と表記しているので、それさえ守ればうまく固まります」と本間さん。かき氷シロップを使えば手軽にきれいな色に仕上げられます。寒天が熱いうちにシロップを加えればむらなく混ざり、きれいに完成。泡をしっかり取ってから固めるのもきれいに仕上げるコツです。型に流し入れてから、オーブン用ペーパーをのせてはずせば泡がすっきりきれいになくなります。
「琥珀糖はそのまま食べてもおいしいですが、炭酸水に入れてもキラキラしてきれい! ホームパーティーでも喜ばれそうですよね」。
【琥珀糖の作り方】
<材料(11×14cmの型各1台分・各280g)>
ピンク(砂糖250g、粉寒天4g、かき氷シロップ/いちご大さじ2)、イエロー(砂糖250g、粉寒天4g、かき氷シロップ/レモン大さじ2)、ブルー(砂糖250g、粉寒天4g、かき氷シロップ/ブルーハワイ大さじ2)
<下準備>
●直径15cmの鍋を用意し、重さを計っておく。
●型3台にオーブン用ペーパーを敷く。
●11×14cmのオーブン用ペーパーを3枚用意する。
※型はバットなどでもよい。
<作り方>
1.ピンクの琥珀糖を作る。鍋に水180mlと寒天を入れて中火にかける。耐熱性のへらで絶えず混ぜながら沸騰させ、さらに混ぜながら約1分煮る。
2.砂糖を加え、時々混ぜながら鍋の中身が330gになるまで5~6分※煮て、火を止める。
3.かき氷シロップを加えて、手早く混ぜる。再び中火にかけ、沸騰したら火を止め、泡が消えたら型に流し入れる。
4.11×14cmのオーブン用ペーパー1枚をのせ、表面にぴったり当ててはがし、泡を消す。さめたら、ラップをかけて冷蔵室に入れ、一晩冷やし固める。
5.イエローとブルーも1~4と同様にする。
6.それぞれ型からはずし、包丁で好きな形、大きさに切るか、好みの形の抜き型で抜く。別のオーブン用ペーパーの上に並べ、室温で1日おきて表面を乾燥させる。
※加熱の途中で火から下ろしてはかりにのせる際、はかりの上にぬれぶきんを置くなどし、はかりが熱で溶けないように注意して。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
お菓子研究家。材料そのものの自然な味を生かしたレシピに定評がある。主宰する教室では、季節ごとのお菓子の作り方を学ぶことができます。http://www.atelierh.jp/_top.html
調理/本間節子 撮影/原田圭介 スタイリング/井口美穂
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