魚住りえさんがアドバイス!「相づちを打つとしらけてしまう」悩み

いい人間関係を築くためにも欠かせない、会話力。毎回寄せられるお悩みを“話し方”の観点からアナウンサーの魚住りえさんが具体的なレッスンとともにアドバイスします。さて、今回のお悩みは……

【お悩み】「聞き上手を目指している私。でも、相づちを打っているのにしらけてしまいます。どうしたらいいでしょう?」

【魚住さんアンサー】「相づちのたびに声を出さず、黙って深くうなずいてみて。場が和み、話しやすい雰囲気になりますよ」

●律儀な「声出し相づち」は機械的に聞こえることも

話をするより聞くほうが好き。自分では熱心に聞いているつもりなのに、何となく場がしらける……そんな人は「自分の相づちの打ち方」を振り返ってみましょう。

生真面目で一生懸命な方が陥りがちなのが、「相づち連打」パターン。「ええ、ええ、ええ」「はい、はい、はい」と、逐一同じリズムで返答をしてしまうと、どうでしょう? 相手は話を聞いてもらっているというより、機械的でぞんざい、もしくはせかされるような印象を持ってしまうのです。相づちは、相手の目を見たり、深くうなずくなど、しぐさだけで声を出すのを控えてみてください。声を差し挟まないということは、相手を遮らないということ。話し手は自分を尊重してもらっている気持ちになり、話しやすくなります。

話をするときに座る位置も、場の雰囲気に影響します。真正面に対面する形は、フォーマルで、改まった感じ。ソファーなどで隣どうしに並んで座ると、自然に親近感が増します。おすすめは、相手と直角に位置を取る「90度座り」。インタビューのときにも多いセッティングで、適度に距離を保ちつつも、気持ちが近づける配置です。この座り方なら、無理なく話しやすい雰囲気になりますよ。

「聞き上手」になることも、「話し上手」と同じくらい“技術”が必要なんですね。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】