「愛用品を最後まで使い切る」物の価値や値段が不安定ないまこそ、私が暮らしの中で意識したいこと

家の中にいらないものは「なんにもない」を目指して、日々試行錯誤中のゆるりまいです。
最近の物価高に、毎日ため息が出る日々ですよね。値上がりがどんどん続き、物の価値や値段ってこんなにも不安定なものなんだなと実感しています。
そんな私が、2023年から暮らしの中で目標にしたいことは「愛用品ととことん向き合って最後まで余すことなく使い切る」ということです。
私は今までたくさんの物を手放してきました。その結果、不用品はほとんど無くなったと思います。今家にあるものは、幾度となく行われた『愛用品選抜選手権』を勝ち抜いてきた猛者たちばかり。
その猛者たちをとことん使い切って寿命を全うさせる、愛用品を最後の最後まで堪能して使い切る楽しみって、あるよなぁと思ったのです。
物の寿命を把握できなかった頃から変わったこと

私がまだ、物を捨てられない家族と戦っていた汚家時代は、とにかく物が多かったです。そのせいで、物の寿命など何も把握できないまま、ほとんどがゴミと化していました。
その反動で「なんにもない家」を目指すようになった時には「不要な物はとことん捨てる!」がモットーに。まだ使える物でも不要であればどんどん手放していきました。正直もったいないことも多々ありました。が、それは私たち家族にとっては必要な工程だったと思っています。そのもったいなさがあったからこそ、次に家の中に迎え入れる物は、本当に大事にできると思う物だけを手にするようになったからです。
それらの時期を経て、10年以上が経過したでしょうか。その間に数々の愛用品が生まれました。値段やメーカー問わず、自分の暮らしにマッチした使いやすい物たちです。
中には、残念ながら寿命を迎える物も出てくるようになりました。大切に使い続けて、十分にその愛用品を堪能して使い切った時、悲しいけれど感謝の気持ちと達成感もありました。そうか、使い切るって嬉しいなぁと実感した瞬間です。
自分のキャパに合わせて「ものを最後まで使い切る暮らし」を


日々、愛用品になる物を吟味し、見つけたら相棒にしていくことが私の趣味でもあったため、それらが寿命を迎えることを怖く思っていた時期もありました。ですが、十分心ゆくまで使い切ると、悲しみより感謝と達成感があることを知れたのは大きな収穫だったと思います。
案外、物を堪能して使い切るって大変ですよね。特に人よりキャパが狭い私は、愛用品の数が多いと使いこなせないんです(バッグや籠はいくらあっても平気なのに…不思議…)。
「堪能して最後まで使い切る」というのは、その物とがっつり向き合わないとできないこと。アイテム数が多ければ多いほど、一つのアイテムと向き合う時間は減ってしまいます。せっかく縁があって私の元へ来たのに、使いこなすことなく物としての旬が終わっていくのはあまりにももったいない!
ですが、不要な物がほぼない今の家だったら、キャパの狭い私でも「堪能して最後まで使い切る暮らし」が実現可能です。
これから先は、今までと同じように「必要になったから買お〜っと!」なんてことができないかもしれません。だからこそ、今までより一層、物とお金を大切にしていかなくてはいけないな、と気を引き締めている毎日です。
作=ゆるりまい
ゆるりまい

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