レモンの酸味とほろ苦さ×さつまいもの甘みを堪能♪ 「さつま芋と豚肉の塩レモン風味ごはん」
まだまだ暑い日が続いているものの、少しずつ秋の気配を感じられるようになってきた今日この頃。スーパーにも、秋の味覚が多く並んでいます。そんな中でもさつまいもは、おやつとしてもごはんとしても重宝する便利食材。長期保存もしやすく、家にストックする人も多いのではないでしょうか?
そして、秋にぜひとも堪能したい料理の1つが「さつまいもの炊き込みご飯」! 炊き込みご飯にごろっと入ったほくほくしっとりとしたさつまいもは、炊飯器でじっくり加熱されていて甘みもひとしお。口に入れた瞬間、幸せが広がりますよね。でもだからこそ、同じ炊き込みご飯でもバリエーションが欲しい。『3分クッキング』2023年10月号の特集「秋の素材で炊き込みごはん」に、そうした筆者の願望を叶えてくれそうなレシピ「さつま芋と豚肉の塩レモン風味ごはん」を発見しました。
炊き込みご飯にレモン? しかも果汁ではなく、皮ごと果肉ごと!? と普段あまりしない組み合わせにドキドキ……。でもさつまいもとレモンは相性が良いし、一緒に入れる豚肉も柔らかくなる。つまりおいしいはず! ということで、早速作ってみることにしました。

レモンで爽やかな風味づけと肉をやわらかくする
「さつま芋と豚肉の塩レモン風味ごはん」
材料(4人分)
米……2合
さつま芋……1本(250g)
豚ロース肉(とんカツ用)……(大)1枚(150g)
レモン(国産) ……2/3個
酒……大さじ2
塩……小さじ1
粗びき黒こしょう……適量
作り方
1 米は炊く30分前に洗ってザルに上げる。炊飯器に入れて酒、塩を加え、2合の目盛まで水を加えて混ぜる。
2 さつま芋は洗って皮つきのまま1cm厚さのいちょう切りにし、水に10分ほどさらしてザルに上げ、水気をきる。豚肉はまわりの脂を除き、1cm角に切る。レモンはよく洗い、薄い輪切りにして種は除く。
3 1に2を広げのせ、普通に炊く。ざっくり混ぜて器に盛り、こしょうをふる。
◇◇◇
味つけがとてもシンプルで、食べる前は「醤油やみりん、出汁の類は入れないの?」と気になっていましたが、塩コショウだけの味つけだからこそ、レモンの心地いいほろ苦さと酸味、さつまいもの甘さが引き立ち絶妙なバランスに仕上がっていました。おいしい……! お肉もとんかつ用の厚みのあるものを使用しているため、食べごたえもしっかりあります。
オーソドックスなさつまいもの炊き込みご飯に少し飽きた、という人は、この「さつま芋と豚肉の塩レモン風味ごはん」を作ってみてはいかがでしょうか?
調理、文=月乃雫
Information
巻頭特集は、「秋の素材で炊き込みごはん」。さつま芋、秋なす、さんま、鮭など、旬の素材をたっぷり使った季節感あふれるごはんが25品。どれも炊飯器で炊くだけ、失敗知らずのレシピです。新米のおいしいこの時季に、大庭英子先生と「ごはん同盟」しらいのりこさんが提案する秋のごはんをぜひお試しください。
第2特集は藤井恵先生の「万能!煮豚」。韓国風の煮豚は、1度作れば3回楽しめる便利な作りおき。おいしい煮汁の活用法も必見です。
好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「しょうが風味なめたけ」。また新連載として、今号から「大人の1皿ひとりごはん」がスタ-ト。材料も手間も最小限なのに楽しい気持ちになる3レシピをご紹介します。
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