「おもち」は朝に食べるのがおすすめ! パワーフードとして年中食べたい

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お雑煮にお汁粉…日本人のソウルフードであるおもち


おもちといえば、日本人のソウルフード。年が明けてから、焼いたり、お雑煮に入れたりして、食べた人も多いのではないでしょうか。そして、余ったおもちはピザにしたり、スイーツにしたりと、アレンジをして食べるのも定番化してきています。

農水省の広報誌「aff(あふ)」の2017年12月号でも特集で取り上げられ、いまや一年中、食べられるようになった「おもち」のあれこれをご紹介します。

 

弥生時代からあるおもちが現在では大変身!?


日本の「おもち」は、東南アジアから東アジアに住む「もち米」を主食とする少数民族より伝わったと言われています。その時期は、弥生時代後期あたり。少なくとも「鏡もち」は飛鳥時代には存在し、風土記には奈良時代の713年にはもちにまつわる記述があるそうです。

そこから約1300~1400年経った現代では、「おもち」にさまざまな種類が。形状だけでも丸い「丸もち」や四角い「切り餅」、しゃぶしゃぶに使われる薄く切られた「しゃぶしゃぶもち」などがあります。

そのほかにも、キャラクターの絵をスタンプした「スタンプもち」。チーズを練り込んでスライスした「イタリア風もち」、ハムやチーズを巻いたり、ピーナッツバターやお味噌など付けて手軽に食べられる「スティック切りもち」などがあります。

 

洋食・スイーツも!おもちの美味しい食べ方


「aff(あふ)」に掲載された伝承料理研究家・奥村彪生さんのコメントによると、「おもちは朝に食べるのがおすすめ」とのこと。おもちはトーストのように焼いてすぐ食べられるので、忙しい朝にピッタリです。

「パンでは物足りない! でも毎朝ご飯を用意するのは大変!」という方は、試してみてはいかがでしょうか。ただし、寒い日の朝などは口の動きが悪く、喉につまらせる危険もあるのでくれぐれも注意してほしいとのこと。

洋風の食べ方もおいしくておすすめ。


奥村さんの食べ方でおすすめされていたのが、電子レンジで加熱したあとにかつおぶし・醤油・黒こしょうを加えて、そこに熱湯を注ぐ簡易雑煮スタイル。もちをベーコンで巻いてからチーズを乗せ、トースターで焼く洋風スタイルも、コーヒーに合うそうです。

このほかにも、肉みそを包んで餃子風にしたり、あんこやチョコを組み合わせてスイーツにしたりと、さまざまな食べ方が紹介されていました。気になる人は、「aff(あふ)」も参考にしながら、毎日の食事に「おもち」を採り入れてみてくださいね!

 

【関連レシピ】もちラザニア


イタリア料理の味を、おもちで作ります。

【関連レシピ】もちラザニア


<材料>(2人分)

切りもち…4個

玉ねぎ…1/4個

サラダ油…小さじ2

牛ひき肉…100g

トマト水煮缶…小1缶(220g)

固形スープの素…1/2個

ホワイトソース缶…1缶(285g)

バター…少々

ピザ用チーズ…50g

パセリのみじん切り…少々

こしょう、塩

<作り方>

1.玉ねぎはみじん切りにする。フライパンに油を熱し、玉ねぎを炒め、ひき肉を加えてさらに炒める。トマト水煮、スープの素を加え、弱火で約7分煮込み、塩、こしょう各少々で味をととのえる。

2.切りもちは半分に切る。ホワイトソースは缶の中で一度混ぜておく。耐熱皿に薄くバターをぬり、1のミートソース、もち、ホワイトソースを順に重ね、チーズをのせ、パセリをふる。

3.ラップをして電子レンジで約3分加熱し、オーブントースターで6~7分焼いて焦げ目をつける。●オーブンの場合はレンジにかけずに200℃で約20分こんがり焼く。

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