早すぎることはないのかも? 知っておきたい“終活”のあれこれ

#くらし   
「備えあれば患いなし」な終活を


“人生”がいつ終わってしまうかは誰にも分かりませんよね。「もしも自分に何か起きたら」と考え始めると、財産管理や所有物の処理など気になることが山積みではないでしょうか。そこで近年は“終活”が注目を集めていて、多くの人が行動に移しているようです。

“終活”って何をすればいいの?


8月15日放送の「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)では、人生の終わりに備えて身辺整理をする活動「終活」の最新事情を特集。例として高畑淳子さんが子どものためにエンディングノートを用意したことや、高橋英樹さんが3カ月かけて33tもの私物を整理したことなどが紹介されました。

今回の放送では終活まっ只中というデヴィ夫人に密着していて、まずは都内にある「墓石店」へ。デヴィ夫人は先祖代々のお墓を立て直す計画で、さらに「ワンちゃんと一緒に入りたい」と希望。既にワンちゃんたちとともに遺影の撮影も済ませ、遺影を入れ込んだお墓のデザイン案を持参しています。

デヴィ夫人の案だと見積もりは約1200万円でしたが、お墓の大きさや使用する石の種類で価格は変動。ただ最近は墓石タイプを選ぶ人は半数以下ということで、「樹木葬」や「納骨堂」を選ぶ人が増加しているそう。

さらに番組では、デヴィ夫人の“終のすみか”選びにも同行。最期を迎える住み家を整理するのも重要で、中尾彬さんが自宅を売却して3LDKのマンションに移住したと紹介されています。デヴィ夫人はお気に入りの蒐集品を飾れる終のすみかを希望し、神奈川県の逗子へ。プールや高級家具のある豪邸内を見て回り、現在の家主さんから熱心に情報を聞き出していました。

終活について関心は高く、放送後のネット上には「まだ先の話と思ってたけど早めに始めて身軽な余生にした方が良さそう」「私も子どものためにエンディングノート書き始めました」「知人が肉親の死後に苦労してたから終活はほんと大事」といった声が続出しています。

終活を始めている芸能人たち


【写真】残された人が少しでも楽になるように


芸能界では、これまでに多くの有名人が自身の終活について明かしています。過去に放送された「ウチくる!?」(フジテレビ系)では、いとうあさこさんが既に遺影の撮影を済ませたことを告白。一升瓶を手に撮影したそうで、「おちゃらけてる方がみんな泣くだろうと思って」とお笑いタレントらしい一面を見せていました。

50歳になるのを前に終活を終わらせたのは、俳優の坂上忍さん。2017年5月に放送された「バイキング」(フジテレビ系)で、終活をテーマにしたトークを展開する中で「このあいだ終わったばかり」と明かして共演者を驚かせました。内容については「内緒」と明言を避けていますが、「お金の流れとか、全部」と語っています。ちなみに坂上さんが終活にかけた時間は、「7、8カ月くらい」だそう。

“自分が死んだあと”のことを考えるのも不思議な話ですが、残される側にとっても大きな問題。早すぎることはないのかも?

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