知っておきたい“実寸”と“ヌードサイズ”! ネット通販の服選びに失敗しないためのコツ

#くらし   
ネットと店舗でサイズ表示に違いがあった!?


最近は服選びで店舗に出向かず、ネット通販で購入する人が急増しています。しかし通販では試着ができないため、いざ受け取ってみて「思っていたものと違う」とショックを受けることも。通販で服選びに失敗しないためには、どういった点に注意すればいいのでしょうか。

店舗と通販では“大きな違い”が!


9月5日に放送された「あさイチ」(NHK)では「“失敗しない”服の買い方」を特集。失敗を減らすための試着方法や服のコストパフォーマンス計算法のほか、ネット通販における服選びのコツについても紹介されています。

とあるファッション通販サイトの倉庫では、多いときで1日に400件も返品が。返品理由のほとんどが、「サイズ違い」「色のイメージが違う」「着心地がイマイチ」といったものでした。なぜサイズミスが起きやすいのか、その原因を探ると店舗と通販にある“大きな違い”が根本にありました。

大手通販サイトでは、ほぼすべての商品が「実寸」を手作業で計測してサイトに表示しています。一方お店に並ぶ商品のタグに表示されているのは、服を着る側のサイズにあたる「ヌードサイズ」の数字。“服の実寸”と“着る人のヌードサイズ”を混同することで、サイズミスが起きてしまうようです。

通販で失敗しないためには、1番フィットしている服のサイズをあらかじめ測っておくのが賢い方法。特にサイズミスが起きやすいパンツは股上とウエスト、長袖のトップスは襟の袖丈から袖口にあたる裄丈(ゆきたけ)を採寸しておきましょう。

色のイメージ違いが起きるのは、商品閲覧時に蛍光灯や太陽光など“光源”の影響を受けることが原因。そのほか商品撮影時の照明でも微妙に変わってしまうため、実物の色合いに近づくようレタッチしてから掲載されています。それでもカーキ・ベージュ・パステルカラーは、購入時に「ある程度の覚悟が必要」なのだとか。

ネット上でもネット通販への関心は高いようで、「実寸とヌードサイズがあること自体知らなかった…。そりゃあ失敗するよね」「私も通販で失敗して以来店舗購入に戻したけど、明らかに原因は自分のサイズミスにあると今さらはっきりしました」「これで通販のサイズ選びが楽になりそう!」といった声が続出しました。

各サイトが取り入れているサイズミス防止策


【写真】サイズミス対策を事前にチェック!


通販でのサイズミスは誰にでも起こるとあって、各サイトが打ち出している事前策にも注目したいところ。例えばファッション通販サイト「エル・ショップ」では、各商品の実寸がどの位置を示しているのか一目で分かる詳細ページを掲載。袖ありトップスやキャミソール、パンツやボトムなど幅広いアイテムがイラストで解説されています。

ファッションブランド「ZARA」が展開しているアプリでは、着る人の情報を入力することでサイズミスを防ぐ仕組みを取り入れています。購入したい商品が見つかったら身長と体重のほか、“タイト・ジャスト・ルーズ”の中から「好みのフィット感」を選択。その情報から似た体形の人がよく購入しているサイズが表示されました。

商品を返品することにならないよう、サイズ表示などしっかり見極めてから購入してくださいね!

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