「冷凍」の達人に教わる冷凍作りおきのキホン◆みんなの冷凍作りおき【連載】(1)
「冷凍」の達人に教わる押さえておきたい冷凍作りおきのキホン

教えてくれた人◆池上正子先生
料理研究家。手間をかけない冷凍のアイデア料理が得意。著書に『冷凍するだけつくりおき』(Gakken)、『ラクラク、おいしい! 下味冷凍ワザあり便利帳』(永岡書店)など。ブログ「で、なに食べる??」主宰。
★池上先生が考える冷凍作りおきメリット5★
1.食材を“ムダ”にしない
冷凍することで食材の保存期間がグ~ンと長くなります。冷蔵庫の野菜室で“シナシナの野菜発見!”なんてこともなし。
最後の一切れまでおいしく食べ切ることができます。
2.調理時間が“短縮”できる
野菜は、使いやすいサイズ&形でカット済みだとすぐに使えます。
肉や魚は下味をつけてから冷凍すれば、あとは焼くだけ、“レンチン”するだけでメインおかずがあっという間に完成!
3.“味がしみ込んで”おいしさUP!
野菜は冷凍すると組織が壊れて、火が通りやすくなると同時に、調味料がしみ込みやすくなります。
肉や魚も調味料に漬けた状態で冷凍すれば、味がじっくりとしみ込んでおいしさ◎。
4.まとめ買いで“節約”になる
食材を長く保存することができるから、まとめ買いOK!
買い物回数が減れば、買い物のたびについ余計な物を買うこともありません。
ムダ買いが減って食費節約にも貢献します。
5.“家事の先取り貯金”ができる
時間に余裕のあるときに冷凍作りおきをストックしておけば、毎日のごはん作りが大幅時短。
家事を先取りして効率的に済ませることで、自分の時間にゆとりを持てるように。
★冷凍のポイント★
冷凍作りおきを上手に活用するためには、どんな食材にも共通する、いくつかのポイントがあります。
まずは、ここをしっかり押さえましょう。
point1●冷凍庫内を整理して冷気の循環をよくする

早く凍らせるには、冷気の循環をよくするのがポイント。
冷凍庫内を整理して冷気の通り道を確保。
point2●食材が新鮮なうちに冷凍する
消費期限近くになってから冷凍するのではなく、新鮮なうちに冷凍することで鮮度をキープ。
point3●ステンレストレーにのせてスピード冷凍

効率的に冷凍するには、熱伝導のいいアルミやステンレスなど金属製のトレーを使用するのがコツ。
お菓子の缶などで代用してもOK。
point4●保存袋内の空気をしっかり抜く

袋内に空気が残っていると空気中の水分が凍り、霜が付着。
袋を丸めるようにして空気を抜きます。
point5●定番メニューをセットにしておく

肉、魚、野菜の単品だけではなく、定番メニューの材料をセットにして冷凍するとさらに便利。
point6●味つけはいつもより少し控えめにする
野菜は冷凍すると、組織が壊れて調味料がしみ込みやすくなります。控えめの味つけが正解。
著=みんなの冷凍作りおき編集部
Information
みんなの冷凍作りおき 時短・ラクできるごはん作りのアイデア
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