残り体力別ごはん「家事なんて適当でいい!」(6)【連載】
残り体力0%の夕食は、とにかくなんでも好きなもの お菓子パーティーで子どももママもテンションアップ!
料理がきらい。献立を考えるのがきらい。
でも、「栄養は1週間のスパンで考えればいい」と国が言ってくれているので(連載第5回)、「食事はこうあるべき」と考えるのをやめました。
そんなとき、サルワカさんのサイト「力尽きたときのための簡単レシピ」を見て「なるほど!」と思ったので、我が家の場合も、自分の体力の消耗度をはかりながら「これならできる」食事を実践中です。
◆残り体力50%ごはん
料理でまな板や包丁を使えるのは、感覚的に残り体力50%くらいまでです。
残り体力50%も相当ギリギリなので最小限しか使いたくないし、めんどうくさい物は使いたくない。
ということで、私の中でみじん切りに革命を起こしてくれた「みじん切りチョッパー」の出番です。
ぐいっと紐を引くだけで、野菜を粉々にしてくれます。紐を引くのが気持ち良すぎて、ついつい細かくしすぎてしまうくらい。
おかげで、体力が50%しか残っていなくても料理が作れるし、娘たちが野菜をなんでも食べてくれるようになりました。
特に、子どもが喜ぶハンバーグ作りがめちゃくちゃはかどるので、ぜひ、お試しを。
◆残り体力5%ごはん
残り体力5%なんです。これってゲームでいうと瀕死状態です。それなのに食事を用意できるだけで拍手喝采ものです。
「偉い、偉すぎる、わたし!」と自分を褒めまくります。
そんなときのレシピはズバリ、レトルトカレー。
1.レトルトカレーとごはんのレトルトパックを用意する
レトルトカレーはコンビニで売っている甘口ならなんでもOK。我が家では、子どもたちも大好きなアンパンマンカレーが人気です。
2.ごはんをレンジで温め、その上にカレーを常温のままかける
これならふーふーしなくても、ちょうどいい温度になります。以上。
アレンジとしては、納豆が食べられるなら納豆カレーがオススメ。タンパク質を摂れるだけでなく、カレーと混ぜれば納豆のネバネバ感が減って食べやすくなります。

◆残り体力0%ごはんレシピ
体力0%ですから。
ここで無理したら、イライラして子どもや夫にあたって、あとから罪悪感で泣くはめになります。
そんなときの夕食は、とにかくなんでも好きなもの! 我が家では、金曜の夜などにコンビニで子どもたちに好きなものを5つ買っていいよ、と言ったりします。
お菓子、肉まん、スナック、大はしゃぎで選びます。「ちょっと、おにぎりも食べたら?」と声をかければ、素直に聞いてもくれる。
ここぞとばかりに、私もいつも我慢しているポテトチップスを手に取ります。
ママも子どもも、みんながご機嫌になってテンションが上がる食べ物を、ズラリと食卓に。
お菓子ばっかりだっていいんです。むしろ、「今日はお菓子パーティーだー!」とポジティブに考え、とことん騒いで楽しく時間を過ごします。
いえ〜い! レッツ パーティーターイム!!
たまにはお菓子を食べすぎても、騒ぎまくって好きなDVDを観ながら寝落ちしたっていいんです。
このパーティーをやると子どもの機嫌がMAXに良くなって、現金なヤツだなぁと笑えてきます。お母さんも童心に返って楽しむのがコツ。
その他の家事も、もちろん明日に回します。
とりあえず、今を生き抜くことが大事なのです。

子どもたちの大好きなお菓子パーティー。大人も子どもも思い切り楽しむのがコツ。
著=ボンベイ/「家事なんて適当でいい!」(KADOKAWA)
Information
『家事なんて適当でいい!』
Kindle版はこちらから▼
「育児中、ママは常にギリギリのラインに立っていて、
もしかしたら、毎日のようにニュースを賑わす虐待だって他人事じゃない!」
日々の育児でそう感じた著書のボンベイさんが掲げた最重要ミッションは「死なせない」こと。
試行錯誤しながら実践してきた、その暮らしと子育ての工夫・考え方は、自分と家族、みんなを笑顔にしていきました。
子どもとの暮らしが楽に、そして楽しくなる! 工夫がいっぱいの一冊です。
Instagram@bonbei_twinslife
Twitter@HUTACHAN_twins
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細