手軽な“写真映え”料理を求め「ゴーヤーの肉詰め」を【作ってみた】
家庭菜園にいそしむ、主婦の鑑のような友人から、無農薬の手作り野菜が届いた(写真1)。ゴーヤーにきゅうりにプチトマト。どれも2~3食分くらいの適度な量で、そんな気遣いも含めて「丹精した」という神々しいオーラを放っているように見えてしまう。
たいへんおいしそうなのだけど、うわあ、雑に料理しにくいわぁ。でも、こういう手作り系のおすそわけって「食べましたよ報告」しないと感じ悪いよね。そこで、ちょっとだけ見た目が華やかそうな「ゴーヤーの肉詰め」にトライ。冷めてもおいしそうだし、お弁当ネタに役立つ日が来るかも。お手本はこちら(写真A)。
■「熟れたゴーヤー」は種がとりやすかった
なにか作らなきゃ~と思いつつも、実はゴーヤーたちには野菜室の中でしばしお眠りいただいていた(トマトときゅうりは生で即食べ)。すると、なんということでしょう。8等分に輪切りにしたあと、「わたと種をくりぬく」という作業の楽なこと楽なこと。熟れ熟れになる直前で、中が少しグズグズになっていたようだ。ふう、セーフ。サクサクッと中身をくりぬいたら、片栗粉をふりかける(写真2)。
肉だねは、豚ひきにくにごま油、片栗粉、塩、おろしにんにくを加えるだけだからとってもらくちん。ハンバーグならこうはいかないもんね?(写真3)
そしてあとは焼くだけ……なのだが、焼き始めるや否や、早くも肉とゴーヤーがお別れしている予感がする(写真4)。なぜだ。
■ゴーヤーの苦みも調味料になる!
火は確実に通っているのに、そこそこ心配な焼き上がり。しかも箸で持ち上げると、肉がゴーヤーからポロリと落ちてしまう。プロセスはすごく簡単、でも焼き具合はもう少していねいに観察しないといけなかったか……。
ところが、いざ口にしてみると、見た目は少々難アリでも味はバッチリ! 肉はシンプルな味わいなんだけど、ゴーヤーの苦みがアクセントになってピーマンの肉詰めよりも爽やかかつパンチがあるという、大人なおかず。
とりあえず少しはマシに見えるものを厳選して写真撮影。野菜をくれた友人に写真を送りつつ「おいしいゴーヤーで作ると味がぜんぜん違うね!」なんて、いつも作っているかのようなコメントを添えようか。ちょっと、見栄張りすぎ?
文=スモモスキー【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
この記事に共感したら
スモモスキー
自炊の理想は「早い・うまい・安い」で、ジャンクフード&レトルト食... もっと見る
Information
【作ってみた】のは、ずぼら系主婦「スモモスキー」さん(レタス隊)。
東京・杉並区在住の41歳、フリーランスの在宅ワーク。コモモ(1歳)と夫の3人暮らし。ずぼらな性格なので、ジャンクフードもレトルト食品も否定しない派。手料理の理想は「早い・うまい・安い」。トマトとヨーグルトばかりをモリモリ食べる、コモモの食事づくりに頭を悩ませる日々。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
関連記事
-
ゴーヤーの天ぷらで夏疲れの体をいたわろう
-
旬が終わる前に味わおう!ゴーヤーの10分酢のもの
-
去年のそうめんをドドン消費「焼きなすとツナのあえそうめん」を【作ってみた】
-
箸休めやお弁当のスキマに。「にんじん明太子」
-
見た目も味も涼しげ「はちみつオレンジカップゼリー」【作ってみた】
-
やめられない止まらない!パクチーどっさり「たこピラフポルトガル風ピラフ」を【作ってみた】
-
「大量消費」したいから「麻婆きゅうり」【作ってみた】
-
ピザだけどおかず!?「豆腐と夏野菜のピザ風」を【作ってみた】
-
ビッグな栗が採れたから「焼き栗ご飯」を【作ってみた】
-
お祭りで食べた焼きそばにトライ!「極上ソース焼きそば」【作ってみた】
-
いも掘りに備えて「さつまいもの肉巻き照り焼き」を【作ってみた】
-
肉食JC大喜び!イベント弁当用に「肉巻きおむすび」【作ってみた】
-
人気おかず・メンチカツとハンバーグのいいとこ取り「薄焼きメンチバーグ」
-
夏野菜とひき肉がおいしいコラボ! ジューシーな肉詰め料理5選
-
ほろにががおいしい! 今が旬のゴーヤーの揚げもの5選
-
じゅわっとジューシー! 和風・洋風・中華風のピーマンの肉詰め5選