料理の「シェア」は賛否両論! お店によってはマナー違反になることも!?
外食に行ってメニューを眺めていると、どれもこれもおいしそうで悩むことってありますよね。そんな時、家族や友人と1つの料理を頼んでシェアする人がいます。お客さん側でもシェアをする・しないでたびたび議論になる問題ですが、シェアをされるお店側としてはどう思っているのでしょうか?
■「料理のシェア」はお店側も賛否あり
料理を「一口ちょうだい」「ちょっと交換しよう」とシェアするのが好きな人ってたくさんいますよね。でも、女性向け掲示板には「好きなものを自分だけで食べたいのに」「自分のペースで食べられなくなるから嫌」という反対派の意見もちらほら。
また、お店側も、「初めからシェア用の取り皿を出してくれた」「パスタ頼んだら『シェアしますか?』と聞いてきてくれた」とシェア歓迎のところもあれば、シェアを快く思わないところもあります。
昨年、焼き鳥を串から外してシェアしている人に対し、ある焼き鳥屋さんが「切った肉をフライパンで焼いてるのと同じ。絶対に美味しくない」といった苦言を呈したことがありました。また、フォーマルなフレンチのコースではシェアすること自体がマナー違反とされているため、一緒に食事をしている人のお皿に手を伸ばすのはご法度。アラカルトであってもお互いのお皿を途中で交換してはいけません。このように、お店によってはシェアを是としないところもたくさんあるのです。
自分も周囲も気持ちよく食事をするためには、まずは一言お店側に「シェアしてもいいですか?」と尋ねるのがスマートな方法。お店によっては一度お皿を下げて、シェアした形で提供してくれるところもあります。
■嫌がられるシェア
「ドリンクバーを1つしか頼まずに回し飲みする」というのは、明らかにやってはいけないシェア。弁護士さんが運営する法律サイトでは「詐欺罪にあたることもある」とされています。最初から複数人で飲むつもりがなくても、結果複数人で回し飲みをした場合は会計時に人数分のドリンクバー代を清算するようにしましょう。
そして、「ごはんはおかわり無料」を謳っているお店で人数分よりも少ない料理を頼み、ごはんだけおかわりするというのも快く思われないシェアの1つ。Twitterでは「食べきれなくて残すくらいならアリでしょ」という意見もありますが、多くの人は「定量を決められているものをシェアするならいいけど、おかわり自由のものをシェアはまずいでしょ」と思っている様子。お店を経営している人からは「おかわり自由のごはんとサラダバーをシェアするのは禁止にしています」という声も。
■写真のシェア
料理をシェアするだけでなく、最近では料理の写真を撮ってSNSなどで“シェア”する人もいますよね。写真のシェアもお店によっては「純粋に食事を楽しんでほしい」「料理の真似をされる可能性がある」「お店の雰囲気が悪くなる」などのさまざまな理由から禁止されていることも。
シェアする側もされる側も最後まで食事を楽しめるよう、お互いに気遣い合えるといいですね。
【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
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