粉ふるいがおっくうです…。そんなお悩み一気に解決!/食いしん坊ライターWが聞く!お菓子作りライフハック

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お菓子大好きだけど作るのは苦手な食いしん坊ライターが、「レタスクラブアンケート部」に寄せられた、お菓子作りに関するたくさんのお悩みを解決していきます。

【お悩み】小麦粉をこぼして大惨事に!

「おいしいお菓子は食べたいけど、作るのはちょっと」そういう方も多いですよね。材料をそろえたり下準備が必要だったり…、アンケートに寄せられたみなさんからの回答をのぞくと、
・「お菓子作りは片づけが面倒くさくて…特に粉類」
・「粉がいちいち飛び散ってイライラする」
・「キッチン全体が粉っぽくなる」
・「小麦粉がとび散る問題を憂鬱に感じる」
・「スポンジケーキを作るとき、小麦粉をふるうとボウルに入りきらずこぼれていきます…なぜ」
お菓子は粉を使うことも多いと思うのですが、みなさん小麦粉などの扱いに困っているようです。

小麦粉を使うレシピでよく出てくる、「粉をふるう」作業、そこらじゅうが粉だらけになりますよね…。そこでお菓子研究家の森崎繭香先生に、大惨事を避ける小麦粉のふるい方を教えてもらいました!

教えてくれたのは森崎繭香さん


■ふるった粉を受け止めるボウルは大きめのものを用意して!

キッチンを汚さずに小麦粉をふるうコツは、ふるいに対して大きめのボウルを使うこと。「ふるった粉を受け止めるボウルが大きければ大きいほど、粉をもれなくキャッチしてくれますよ!」と、森崎先生。なーんと、単純なことでした。考えてみれば、その通り。さらに、キッチンのシンクの中でふるえば、とび散り予防は完ぺき! 作業終了後に水を流せば、とび散った粉はきれいになりますね。

低めの位置でふるうのもポイント

ボウルは大きめのものを使おう!

ちなみに、森崎先生おすすめの粉ふるいは、直径8cmくらいの「ギコギコタイプ」。持ち手をギコギコゆすりながらふるうシンプルなもので、使い勝手のよさは抜群です。直径が小さいので、とび散り予防にも◎! 同様のタイプが、100均などでも売られているので、とりあえず1個買ってみようと思っている方におすすめです。

おすすめの粉ふるいは、直径8cmくらいの「ギコギコタイプ」

「ギコギコタイプ」はコンパクトで、ふるいやすいところもいい!

もしも、粉ふるいがなかったら?

ところで「さぁ、お菓子を作ろう!」っていうときに必要な粉ふるいがないことに気づいたら……困りますよね。せっかく盛り上がっていた気持ちも一気にトーンダウン。

でも、ご安心! そんなときの代用品も聞いてきました。ふるう小麦粉の量にもよりますが、少量なら茶こしを使うのもあり! また、目はやや粗いですがみそこしや普通のざるを使うのも一案だそうです。目が粗い分、2回ふるえば小麦粉もサラサラになりそうですね!

意外に使える、ざるとみそこし

意外に使える、ざるとみそこし。

みそこしもじゅうぶん使えます

みそこしもじゅうぶん使えます!

ホケミならふるわなくていい!


余談ですが、「そもそも粉をふるうなんて面倒なことはしたくない!」という場合の解決策も教えてもらっちゃいました。なんと、ホットケーキミックスを使えばいいんですって! ホットケーキミックスはすでに材料をじゅうぶんふるってから製品化されているため、改めてふるう必要はないとのこと。

ただし、ホットケーキミックスには糖分やベーキングパウダーなどがすでに含まれているので、レシピの小麦粉をそのままホットケーキミックスに置き換えることはできません。なので、粉をふるいたくない、またはそもそも粉ふるいがない! といった場合は、ホットケーキミックスを使うレシピを選んで作るとよいかもしれませんね。

教えてくれたのは森崎繭香さん

教えてくれたのは▶森崎繭香さん
お菓子・料理研究家。シンプルな材料とレシピで作る、今どきのスイーツが大好評。人とワンコが仲よく一緒に食べられる、無添加おやつのオンライン販売も行っている。

人物撮影=福尾美雪/取材・文=渡辺ゆき

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