太ももを鍛えているのに、太くなっていくのはなぜ?/激やせストレッチ(5)

トレーニングしているのにぜい肉が落ちない。筋肉が弱くて、そもそも運動が続かない…。それは、姿勢の悪さが原因で、筋肉のバランスが悪くなっているからかもしれません。
激やせを実現するには、「筋肉をベストな状態にしてから気になる部位のストレッチをしていくこと」と言うのが、「激やせストレッチ」の考案者で著者の中川裕喜さん。バレエの動きを取り入れたストレッチで「やせやすい体質=やせポジション」に導くウォームアップと、気になる部位をピンポイントに引き締めるストレッチを紹介するYouTubeチャンネルは、登録者180万人以上と大反響を呼んでいます。
やせたい部分を効果的に絞れるストレッチが満載の『1分でみるみる細くなる!激やせストレッチ』から、基本のウォームアップと、太もも&下腹に効くストレッチを紹介します。
※本作品は中川 裕喜著の書籍『1分でみるみる細くなる!激やせストレッチ』から一部抜粋・編集しました。
太もも激やせストレッチ
【やせポジCHECK】
・片方の足に体重をかけるクセがある。
・脚を組んで座る、ひざを崩してお姉さん座りをする。
・常に腰が反った状態である。
・内股、もしくはガニ股である。
・歩くときに足を踏み出してかかとから着地している。
1つでも心当たりがあると…
あらゆる動作で太ももの一部分に負荷がかかる状態になっています。これでは筋肉モリモリの脚ができちゃいます。

目指せ!やせポジSTYLE

スリムなパンツスタイルのコーディネートを楽しみたい!
体のメカニズムを理解し、ストレッチをしていけば、太もも激やせできます。

太ももの筋肉のメカニズム
太ももを細くして内ももにすき間を作りたい。
↓
ランニング&スクワットで太ももを鍛える。
↓
細くなるどころか、筋肉質な太ももになり…。
↓
体のラインが崩れたままだと一部分に負荷がかかってしまい、筋肉が増して太くなるばかりですね!

【よくある状態】内股、もしくはガニ股になっている
立ったり座ったりしているときに、ひざが内に向いている人は内股、外に向いている人はガニ股。どちらも脚の骨がゆがんでおり、また股関節を動かせていない。太もも中心の動作になり、この状態でどんなトレーニングをしても筋肉がつくだけで、かえって筋肉バランスが崩れてしまうことになる。
【筋肉の状態】太ももの表側と裏側が縮こまっている

脚の骨がゆがんでいるため、太ももの表側にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)や、裏側のハムストリングに負荷がかかり、筋肉が縮こまった状態。内ももの筋肉はほとんど使われていないため、表側と裏側は筋肉質になり、内側はたるんでしまう。それに連動しておなかや腰まわり、お尻も使われず、筋肉がたるんでしまう。
【改善の方法】骨のゆがみ改善と股関節の動きを強化
まずは、内股、ガニ股それぞれのゆがみを改善するストレッチを行う。股関節の可動域を広げるストレッチも組み合わせ、太ももの表側と裏側の筋肉を伸ばしたうえで、内ももの筋肉を縮めるストレッチを行う。また、股関節、ひざ、足の人差し指が一直線になるよう、日常動作で常に意識する。
■中川 裕喜PROFILE
1986年、奈良県生まれ。Body Science代表。プロアマ問わず、ダンスやバレエのスキルアップトレーニング、ケガの改善エクササイズなどの指導を得意とする。20歳で患った失声症と、持病のケガを治すためにストレッチやヨガ、西洋医学などを学び、10年をかけて克服。心と体の健康の大切さを伝えるために始めた動画、YouTube「バレエストレッチチャンネル」は登録者数180万人を超え、現在も配信中
著=中川 裕喜/『1分でみるみる細くなる!激やせストレッチ』(KADOKAWA)
Information
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