冷ましながら味を含ませて!「なすの田舎煮」/素材1つで作りおく「ひだめしの素」(4)

人気料理家・飛田和緒さんが提案する「ひだめしの素」は、そのまま食べてもおいしく、さらにアレンジがきいて、メインのおかずやご飯にも使い回せる便利な「おかずの素」です。
「野菜や肉を素材のままとりおくことなく、買ったら刻んで塩をしておく、オイルであえておくことをするようになったら、食材の無駄がグンと減りました」という飛田さん。
『素材1つで作りおく ひだめしの素』でお送りするのは、季節の素材1つでシンプルに、台所仕事の合間に仕込んでおける、頑張らない作りおき。日々のごはんやお弁当、夜食、1人ご飯に重宝するのはもちろん、食材の無駄もグンと減る、毎日のごはん作りの強い味方の作り方をご紹介します!
※本記事は飛田和緒著の書籍『素材1つで作りおく ひだめしの素』から一部抜粋・編集しました
なすの田舎煮
なすの田舎煮はそのままがあまりにおいしくて、ほぼそのまま食べてしまう、ご飯がすすむおかず。
丸ごと1本で作ってもいいし、半分に切ったくらいでも。
小さく切る場合は、やわらかすぎて、形がなくなってしまうので、煮る時間を短くしてください。
ポイントは冷ましながら味を含ませること。
温かくても冷たくても、どちらもおいしいです。
◆材料(作りやすい分量)
なす … 5本(約450g)
だし汁 … 2カップ
A 砂糖 … 大さじ2
しょうゆ … 大さじ3
ごま油 … 大さじ2
◆作り方
1 なすは縦半分に切る。皮目に5mm間隔の切り目を斜めに入れ、斜め半分に切る。水に5分ほどさらして水けをきる。
2 大きめの鍋にごま油と水けをふいたなすを入れ、火にかける。ときどき鍋を振って上下を返し、油を全体にからめる。
3 だし汁を加え、煮立ったらAを加えて落としぶたをし、10分ほど煮る。
4 なすから水けが出て、煮汁がひたひたくらいになったら火を止め、そのままおいて味をなじませる。
〈汁ごと冷蔵庫で3~4日間保存可〉

そのままで。
【ひだメモ】
・ご飯にのせてのっけ丼に。
・冷ややっこや、しゃぶしゃぶサラダに添えて。
・麺にのせて。
・豚肉と炒めたり、ゆでた豚肉と合わせて。
なすと鶏つくねの煮もの

◆材料(3~4人分)
A
鶏ひき肉 ┄ 400g
玉ねぎのみじん切り ┄ 3/4個分(約150g)
塩 ┄ 小さじ1
しょうゆ ┄ 小さじ1/2
片栗粉 ┄ 大さじ2
B
なすの田舎煮の煮汁 ┄ 3/4カップ
だし汁 ┄ 1/4カップ
なすの田舎煮 ┄ 16切れ
青じそのせん切り ┄ 適宜
◆作り方
1 ボウルにAを合わせ入れ、よく練り混ぜて12等分して丸める。
2 鍋にBを合わせ入れ、火にかける。煮立ったら1を加えて10分ほど、弱めの中火で煮る。
3 肉に火が通ったら、なすの田舎煮も加えてひと煮する。
4 器に汁ごと盛り、好みで青じそをのせる。
著=飛田和緒、撮影=豊田朋子/『素材1つで作りおく ひだめしの素』(KADOKAWA)
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