-
1
- 2
初心者にもオススメの作り方「さん太落としオムライス」/バズる!オムライス(2)

みんな大好き「オムライス」! でもオムライス作りは簡単なようで、実は奥深いもの。卵が固くなったり、ごはんが予想以上にべちゃっとしてしまったり…。
そんな方に向けて、TikTokフォロワー280万人超、愛知県にある人気オムライス店「とろ~り卵のオムライス さん太」の2代目シェフが、オムライス作りのコツを教えてくれました。
見た目も味も間違いないオムライス作りに挑戦してみませんか?
※本記事はオムライスのプロ著の書籍『世界一おいしい バズる!オムライスレシピ』から一部抜粋・編集しました
これがふわとろのコツ
卵液について
生クリームを入れるのがこだわり
ふわとろのオムライスを成功させるには卵液も大切。ひと手間を加えるだけで、お店のような仕上がりになります。
卵をとろとろにするためには、卵液をフライパンの上でたくさん混ぜること、そしてちょうどよい加減で混ぜるのを止めることが大切です。生クリームを入れると、凝固温度(固まる温度)が上がるため、混ぜる時間が長くなり、空気がたくさん入りとろとろになります。
また、反対に塩を入れると凝固温度が下がり、早く固まるようになります。フライパンの予熱温度が上げられない場合は、塩を入れてみてください。
【基本の分量】

卵はガスの場合は冷たいまま、IHの場合は室温で!
【作り方】
1.卵をしっかり混ぜる
ボウルに卵を割り入れてかき混ぜます。卵白と卵黄は固まる温度が違うので、ホイッパーで卵白と卵黄が一体化するまで混ぜます。
2.生クリームを加える
生クリームを加えて、さらにしっかりかき混ぜます。ここで卵白と卵黄が分かれていると焼いた時に焼きムラができてしまいます。
3.濾して1時間置く
ざるで濾し、カラザや白身が混ざりきれていない部分を取りのぞきます。作ってすぐの卵液で作るオムライスは破れやすいため、最低でも1時間は置きましょう。

油選びはどうすればいい?
バターとサラダ油の特徴を知る!
バターのメリットは、風味があるのでコクが出ること。デメリットとしては焦げやすいことです。対策としては、バターを入れてすぐに卵液を投入するか、サラダ油を入れてからバターを入れると焦げにくくなります。サラダ油のメリットは、卵をすべりやすくしてくれること。ですので、ドレスドオムライスにはサラダ油を使用します。
作り方を徹底解説します!
さん太落としオムライス(ガスで作る場合)
半熟卵をつるんとすべらす
初めてのオムライス作りにおすすめなのが、僕の店の名前がついた「さん太落とし」。昔ながらのオムライス同様、半熟卵を作り、ご飯を包むのではなく、そのままご飯の上に盛り付けます。まるで表裏が逆になったオムライス!?ソースと卵のからみ具合も最高です!
★POINT
・フライパンは予熱しておく
・卵液を入れたらフライパンを動かす
・フライパンは傷がないものを
【材料】1個分
卵液…140g
ご飯…150~300g
バター…5g
1.ご飯をお皿で整える


ヘラでフライパンの直径よりも小さく、丸いお椀形に整えます。
2.フライパンを熱する

フライパンを中火で予熱します。
3.バターを入れる

バターを少しフライパンに付けてジューと音がしたら予熱OKのサインです。分量のバターを入れてフライパン全体になじませます。
4.卵液を入れる

バターが焦げないうちに、卵液を中央に一気に流し入、れます。
5.卵液をかき混ぜる

フライパンを前後に振ります!
コツは、菜箸の間隔を5cmほどあけて、フライパンのふちについた卵をはがすように混ぜることです。ここでたくさん混ぜることで空気が卵液の中に入り、とろとろの卵になります。

半熟の細かいスクランブルエッグ状になったら、混ぜるのをやめます。

ふちについた卵を菜箸で内側に入れます。こうすることで、卵をフライパンからはがれやすくします。

動かすのを止めて5秒ほど待つと、卵の下側が焼かれて、卵がフライパンからはがれます。
6.ご飯にのせる

ご飯にのせやすくするためにフライパンのはしに卵をすべらせます。


半熟状態の表面を上にしたまま、ご飯の上にスライドさせます。
完成!
表面が半熟の包まないオムライスの出来上がり!お好みのソースで。

Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細