材料を切るのが大変だけど挑戦してみて! 「カレーライス」/はじめてのこどもキッチン(10)

「子どもが料理をすることは、集中力、主体性、共感力、創造力など、根本的な力を伸ばすのに効果がある」と語るのは、学習塾「花まる学習会」の高濱正伸先生。子どもが自分で料理をすることで食べ物に興味を持ち、調理中の「できた!」の連続が自信や自立に繋がるのだといいます。
おうちのキッチンという最も身近な場所でこどもの好奇心や集中力、達成感を育むために、料理にチャレンジするときはごく簡単なレシピから始めてもらいましょう。一人でできた!という達成感が、自信につながります。また、直接食材に触れることで好奇心や興味がわき、苦手な食材も食べられるようになるケースが多いので、子どもの偏食や少食に悩む方にもおすすめです。
※本記事は鈴木薫著の書籍『よくできました! 一生役立つ! はじめてのこどもキッチン』から一部抜粋・編集しました
カレーライス

玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを切るのがちょっと大変だけど、その後はにるだけだよ。いためなくても、十分おいしいカレーに!
道具
・ほうちょう
・まないた
・ピーラー
・なべ
・計量カップ
・計量スプーン
・タイマー
・ゴムべら(耐熱性のもの)
・しゃもじ
・玉じゃくし
材料(3〜4人分)

とりもも肉(からあげ用) … 12切れ(300gくらい)
玉ねぎ … 小さめ1こ
にんじん … 1本
じゃがいも … 2こ
カレールウ … 4かけ
しょうが(チューブ) … 小さじ1
にんにく(チューブ) … 小さじ1
水 … 2・1/2カップ(500ml)
ごはん … 茶わん3〜4はい
作り方
◆切る
1 玉ねぎは茶色のかわをむく。まないたに玉ねぎをのせ、ほうちょうで首(上のほう)、根元を切り、たて半分に切る。切っためんを下にし、よこ半分、たて3等分に切る。


2 にんじんはあらって、ほうちょうでへたをおとし、1cmはばに切る。

3 じゃがいもはピーラーでかわをむき、「め」があればとる。たて半分に切り、切っためんを下にし、よこ半分に切る。



◆にる
4 なべに玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、とり肉、水を入れて火にかける。ふつふつとしたら火を弱くし、12分ほどにる。

5 いったん火を止め、にんにく、しょうがを入れ、ルウもわって入れる。

6 ゴムべらでやさしくかきまぜ、ルウがとけたらまた火をつけ、5分ほどにる。

◆もりつける
7 うつわにごはんをもり、玉じゃくしでカレーをかける。

【comment】
チューブのしょうがやにんにくをまぜると、かおりやおいしさがアップするよ!
レシピを参考にするときは
・材料ははじめてでも作りやすい量にしているため、料理によって1人分、2人分、3〜4人分などがあります。
・包丁や火をつかう場合は、かならず大人の人が見守ってください。
・電子レンジは600Wで加熱するときの時間を書いています。500Wの場合は1.2倍、800Wの場合は0.7倍にして加熱してください。機種によって多少時間は異なります。
・「火をつける」とある場合は、なべやフライパンに炎の先が当たるくらいの「中火」の状態です。強すぎるとこげたり、弱すぎると火が通らなかったりするので、注意しましょう。「火を弱める」とある場合は、炎の先が当たらないくらいの「弱火」にします。
著=鈴木薫/『よくできました! 一生役立つ! はじめてのこどもキッチン』(KADOKAWA)
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