“食べられるバラ”に魅せられ22歳で起業! 若き代表に特別インタビュー 画像(1/4) 「ROSE LABO」の代表として活躍する田中綾華さん

バラは目を楽しませてくれるだけでなく、美容と健康に効果的な成分がたっぷり、ってご存じでしたか? そんな食用バラに惹かれ、農業の世界へ飛び込んだ田中綾華さん。現在は食用バラの栽培から商品開発・販売までを手掛ける「ROSE LABO」の代表として活躍する田中さんに、食べられるバラの魅力や若き経営者としての歩みについてお聞きしました。


■学生から一転、農業の世界へ

“食べられるバラ”に魅せられ22歳で起業! 若き代表に特別インタビュー 画像(3/4) 【写真を見る】ひいおばあさんの存在のおかげでバラ栽培に携わる決断ができたと語る田中さん

もともとバラが大好き。でも、あるとき“食べられるバラ”の存在を耳にして、「日頃から親しんでいたバラに、まだ知らない魅力があったなんて!」と衝撃を受けました。それからバラが持つ可能性にどんどん興味が湧いて、当時在籍していた大学を中退し、農業未経験者ながらバラ栽培に携わること決断。家族の反対がこわかったので、大学中退については事後報告でした(笑)。思い切ったことができたのは、曾祖母の存在が大きかったですね。子育てしながら事業を営んでいたパワフルな曾祖母は、憧れとともに目標ですから。

そして、食用バラの農家さんを見つけて働かせていただき、栽培技術を教えてもらうことができました。とはいえ、いざバラ栽培をスタートしても失敗が続き、「やはり知識も身につけねば」と「アグリイノベーション大学校」で学ぶことに。同じ農業を志す仲間たちに出会え、いい刺激をもらえる時間になりました。


■バラの秘めた力は女性の味方

“食べられるバラ”に魅せられ22歳で起業! 若き代表に特別インタビュー 画像(6/4) (左から)Rose Aya セラム 30ml 14000円、Rose Aya クッキー 50g 1500円、Rose Aya ジャム 170g 2500円

美しい姿や上品な香りがバラの魅力ですが、栄養面でも優れています。花びらには、抗酸化作用の高いポリフェノールが赤ワインの約10倍、血液をサラサラにするケルセチンが玉ねぎの約2倍、ビタミンCはレモンと同量など、美容と健康によい成分が豊富なんです。私たちの商品には、アンチエイジングや美肌はもちろん、生活習慣病の予防・改善も期待できるバラを多くの人にお届けしたいという思いを込めています。

ポリフェノールを多く含むローズ水をベースにした、美容液「Rose Aya Serum」は是非とも女性にご紹介したいもの。私が日焼けは当たり前の農作業をしながら、シミなどのトラブルに悩まされることがないのは、この美容液のおかげかもしれません! 「Rose Aya ジャム」はバラの花びら入りなので、紅茶に加えると花びらがふわりと浮かんで楽しいですよ。ヨーグルトにかけたり、お肉料理のソースに使ったりと幅広く活躍してくれます。「Rose Aya クッキー」 は乾燥させたバラの花びらを加えて焼き上げました。ジャムもクッキーもバラ本来の香りを生かすよう心掛け、パティシエが手作りしています。

一番のこだわりは、安心・安全なバラを使うこと。自社施設では、土の代わりにロックウールという素材を使用し、ビニールハウス栽培することでキレイな環境を保ち、農薬は一切使いません。音楽をかけたり、話しかけたりして大切に育てていると「あ、うちのバラは笑ってる!」って感じるんですよ(笑)


■食べられるバラを世界に届けたい

農業に携わる方の高齢化が進み、後継者不足は本当に深刻です。だから、私のような若い世代が関わることを農家さんは皆とても喜んでくれますね。手掛ける作物は違っても、いろいろと助けていただいて・・・そういった繋がりは本当にありがたいなぁと思います。農業がもっと活気づくように、活動の幅を広げていきたいですね。農業にネガティブなイメージを抱きがちな同世代の人たちにも農業の楽しさを知ってほしい。だって、髪の色もネイルも好きにしてOK、会社勤めより自由なオシャレができるくらいですから(笑)。

また、きちんとした環境で丁寧に育てた、日本のバラは品質が高いんです。今後は海外へ展開し、国産の食べられるバラを世界に流通させたいと思っています。それから新種の食べられるバラも開発してみたい! レインボーカラーのバラなんて、素敵ですよね。

“食べられるバラ”に魅せられ22歳で起業! 若き代表に特別インタビュー 画像(10/4) 「ROSE LABO」の施設。安心・安全なバラを使うことを一番のこだわりにしている

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】