ちょっと歩いただけでぐったり。原因は靴じゃなくて足裏にあった!?/あぶら身を落とすきくち体操(2)

お腹はぶよぶよ、二の腕たるーん、肉厚の背中、垂れてきたお尻…。年齢よりも老けて見えてしまうダルンとたるんだ体型の原因は、身体に必要な筋肉が痩せて「あぶら身」になっているから!そう提唱するのは、TVや雑誌で話題の「きくち体操」でおなじみの菊池和子さん。菊池さんは「やせる身体」ではなく、「育てる身体」「変わる身体」で自身を見直し、現在88歳にして驚きの美と若さと健康を維持しています。
正しい姿勢&簡単な体操を続けることで、あぶら身に隠れてしまった筋肉を復活!「きくち体操」でキュッと引き締まった若見えボディを目指しましょう。
※本記事は菊池和子著の書籍『40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とすきくち体操』から一部抜粋・編集しました

あぶらみちゃん(左)
菊池和子先生の一番弟子であるブタの妖精。日本の、特に若い女性たちの衰えを本気で心配している。気になる女子にグイグイ声をかけて日々指導にあたる。シッポとまつげにおしゃれ魂をぶつける。
足裏の感覚を取り戻すことが、老化に歯止めをかける第一歩!
足裏の筋肉が弱ると、土踏まずのないぷよぷよの偏平足になるわ。
だから、ちょっと歩いただけですぐ「あぁ疲れた〜」となる。筋肉が使われないと血行も滞るから、皮膚の新陳代謝が鈍って、かかとは硬くてガサガサね。
それにタコ、ウオノメ、外反母趾…。女性の多くは、足に何らかのトラブルを抱えているといわれるわ。
ヒールパンプスのせいもあるけれど、それは二次的な要因にすぎない。
足指と足裏の筋肉が弱って、自然なアーチが崩れていることが根本的な原因なのよ。
足指と足裏の筋肉を動かすと、下半身からお腹、背中、といった上半身の筋肉にまで刺激が届くわ。
体を支える筋力がついて、姿勢がよくなる。
それが体型にも体の基礎代謝にも影響するのよ。
とはいえ、今まで足裏を意識してこなかった人が、いきなり筋肉を動かすと足がつっちゃうかも。
だからまず、足裏の感覚を取り戻すことが、老化に歯止めをかける第一歩と心得てね。
アナタはあぶら身足!?足裏をチェックしよう!

【あぶら身足の人の特徴】
● 土踏まず ➡ ない(偏平足)
● タコ・ウオノメ ➡ ある
● かかと ➡ ガサガサ
● 足の形 ➡ 四角形(ワラジ系)
● 指の開き ➡ うまく開かない
● 指の形 ➡ 曲がっている指がある
● 小指の爪 ➡ 小さく、横を向いている
【足首もキュッ!育っている人の足】
● 土踏まず ➡ ある
● タコ・ウオノメ ➡ ない
● かかと ➡ しっとり
● 足の形 ➡ 逆三角形
● 指の開き ➡ 等間隔に開いている
● 指の形 ➡ まっすぐ伸びている
● 小指の爪 ➡ 大きく、上を向いている
毎日できる体操:足裏の感覚を取り戻す!

1 太ももに足裏をのせ、じっくり観察する
◎POINT
背すじを伸ばす
ひざを伸ばす
2 両手でギューッと刺激して足裏の感覚を取り戻す
◎アドバイス
足裏の感覚をはっきりさせることが老化の歯止めになるわ!
著者:菊池 和子(きくち かずこ)さん
1934年生まれ。 日本女子体育短期大学卒業。 体育教師を経て「きくち体操」を創始し、以来50年以上、毎日の授業、ラジオ、テレビ、講演などを通して指導にあたる。
きくち体操は川崎を本部とし、東京、神奈川の直営スタジオのほか、東京、神奈川、埼玉、大阪、兵庫、名古屋のNHK、朝日、よみうり、高島屋等主催の各カルチャースクールにスタジオを持つ。
著書に 『はじめての「きくち体操」』(講談社)、 『寝たままできる! 体がよみがえる!! きくち体操』(宝島社)など。
監修=菊池和子、マンガ=熊野チコ/『40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とすきくち体操』
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