イタリアンシェフ直伝!余ったドライハーブ系スパイスを消費し尽くす方法教えます

使い道が限られるために、長期滞在しがちな「ドアポケット系食材」。なかでもドライハーブ系のスパイスは、使用する機会も量も少ないから、余ってしまってたまりがち。そこで、イタリアンシェフの関口さんに教えてもらったのが、とっておきのドライハーブ系スパイスの消費ワザ「モリーカ」。本場イタリアでは「貧乏人のチーズ」とも呼ばれ、ハーブをたくさん消費できるうえ、種類も問わない、懐深いふりかけです。その作り方と使い方を伝授します。
* * *
▶︎教えてくれたのは
おせっかい料理人
関口幸秀さん
首都圏を中心に展開するイタリアンレストラングループ統括料理長を経て、現在は一般社団法人#CookForJapan の理事やポップアップレストランを開催するフリーランス料理人。Twitterの「#教えて消費レシピ」がバズり200種以上のレシピが生まれている。出店に向けてただいま物件探し中 @yukihide_lion
何にでも使える便利な洋風ふりかけ「モリーカ」の作り方
[材料]
・パン粉
・粉チーズ
・手元にあるドライハーブなんでも

*モリーカは本来高価なチーズの代用品なのでチーズは入れませんが、今回はコクを足すために粉チーズも加えています。
[作り方]
細かくしたパン粉をフライパンでいり、茶色くなったらバジルやタイムなどのドライハーブを加え火を止める。粗熱が取れたら粉チーズも加える。パン粉1に対し粉チーズ1/4、ハーブはお好みで(粉チーズの半量ほどまで)。

モリーカはこんな使い方ができます!
おしゃれで深い味わいの洋風ふりかけモリーカは、たとえばこんな料理に加えてみるとおいしいですよ。
スープに浮かべてコクを出す
クルトンのような感覚でスープに浮かべるとコクがアップ。イタリアンならローズマリー、エスニック風ならクミンなど、入れるハーブの種類で変化をつけて。

野菜の素揚げのトッピングに
冷蔵庫にある野菜を素揚げにして、仕上げにモリーカをかければ、お酒にも合うおしゃれなイタリアンの前菜に。スパイスが野菜のうまみを引き立てます。

サラダチキンにかければメインディッシュに
サラダチキンを裂き、あればレタスやきゅうりなども混ぜたら、そこにドレッシング代わりにたっぷりモリーカをかけて。あっさりだけど満腹感のある一品に。

* * *
パン粉がいい仕事をし、ハーブで風味がアップするモリーカ。こんなふうに、いつもの料理に取り入れてみれば、きっとワンランク上のおいしさに出会えますよ!ほかの「ドアポケット系食材」も上手に使い回してみてくださいね。
監修/関口幸秀 撮影/林 ひろし 編集協力/宇野津暢子
【レタスクラブ編集部】
Information
おせっかい料理人関口幸秀さん
首都圏を中心に展開するイタリアンレストラングループ統括料理長を経て、現在は一般社団法人#CookForJapan の理事やポップアップレストランを開催するフリーランス料理人。Twitterの「#教えて消費レシピ」がバズり200種以上のレシピが生まれている。出店に向けてただいま物件探し中@yukihide_lio
<レタスクラブ 2022年12月号より>


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