1つの生地で2種類できる!「かわいいクッキー缶」はプレゼントにぴったり

#食   
かわいいクッキー缶とサブレ

かわいいクッキー缶に憧れるけれど、何種類もクッキーを焼くのはちょっと大変。「もっとラクに作れたらなぁ」そんな声に応えてくれるのが、SNSで人気のお菓子研究家のあいりおーさんです。

「#あいりおーさんレシピ」のハッシュタグつきで、あいりおーさんのレシピで作ったお菓子を投稿するファンは1.7万人を超えるとか。中でも一番人気の「プレーンサブレ」の生地で2種類のクッキーを焼く方法を教わりました。

※本記事はあいりおー著の書籍『何度も作ってたどりついた あいりおーのお菓子』から一部抜粋・編集しました。


生地の段階で2つに分け、味を変える

サブレ生地


お店みたいなサクサク食感! サブレ2種(プレーン/紅茶)

材料(直径約3cmのもの20~22個分)

A
・バター(食塩不使用)…50g
・粉糖…35g
・塩…少々
B
・薄力粉(あればエクリチュール…製菓用の薄力粉)…80g
・アーモンドパウダー…20g

卵黄…10g
紅茶の茶葉(アールグレイ・こまかく砕いたもの)…1g
グラニュー糖…適量

準備

・バターと卵黄は室温にもどし、Bは合わせてふるう。
・オーブンは焼く作業の15分前に180℃に予熱し始める。

作り方

1 ボウルにAを入れてクリーム状練り、ハンドミキサーの中~高速で白っぽくなるまで混ぜ、空気をしっかり含ませる。卵黄を加えてさらによく混ぜる。

2 Bを加えてゴムべらで切るように混ぜ、ひとまとまりになったら、すりつけるようにして生地を均一につなげていく。

3 2等分し、一方には紅茶の茶葉を混ぜる。プレーン生地と紅茶生地が完成。

4 台の上で生地を手で転がして直径約3cmの棒状にする。幅10cm、長さ20cmのクッキングシートで包み、カードをあてて生地を締めて形を整える。シートごとラップで包み、冷蔵室で1時間以上休ませる。

5 生地の表面を水でぬらしてグラニュー糖をまぶし、8mm厚さに切る。クッキングシートを敷いた天板に並べ、オーブンを170℃に下げ、約20分焼く。

生地の段階で2つに分ける方法は応用もききます。ごま、刻んだナッツやドライフルーツを混ぜるなどもOK!プレーンサブレはチョコがけするなど、見た目に変化をつけることも可能です。

さらに「クッキー生地にはエクリチュールという製菓用の薄力粉がおすすめ。驚くほどサクサクに焼き上がります」とあいりおーさんからアドバイス。

デコレーションで見た目を変える方法も

絞り出しクッキー生地


絞り出しクッキーは焼いてからデコレーションを変えて1つの生地から2種類のクッキーに。チョコの種類を変えればバリエーションはもっと増やせます。

映えるクッキー缶!

サブレと絞り出しクッキーだけでも十分ですが、抹茶のラングドシャ(サブレ作りで余った卵白を消費できるレシピ)を仲間入りさせると、さらに映えるクッキー缶になりますよ。

1つの生地から2種類作る方法を知っていれば、憧れのクッキー缶もぐっとハードルが下がり、挑戦しやすくなりますね。

お菓子製作=あいりおー/取材・文=安井万季子/撮影=鈴木江実子

【著者プロフィール】
あいりおー
お菓子研究家。国内最大級のお菓子・パン作りのための専門サイト「cotta」のオフィシャルパートナー」として、お菓子レシピの開発&提供を行う。おいしく食べきれる小さめサイズのレシピが好評。初心者でも失敗なく作れるよう丁寧な解説をモットーに、工夫満載のレシピをSNSやブログで発信している。

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