シュウマイ弁当
みんな大好き崎陽軒の「シウマイ弁当」をイメージして手作り。
脇におさまっているたけのこの甘煮も、卵焼きとピンクのかまぼこも忘れずに。
シュウマイの肉だねにはほたてを加え、うまみをプラス。
まぐろの漬け焼きはかじきのしょうゆ焼きにしてみた。
◆材料:2人分
シュウマイ 6〜8個
かじきのしょうゆ焼き 適量
たけのこの甘煮 適量
卵焼き 2切れ
かまぼこ 2〜4切れ
紅しょうが・昆布の佃煮(ともに市販)
・ごま塩 各適量
梅干し 2個
温かいご飯 適量
◆詰め方
1 お弁当箱の2/3にご飯を詰める。
おかずが入る1/3にも薄くご飯を詰める。
2 ご飯の横に仕切りになるようにシュウマイを一列詰め、たけのこの甘煮、かじきのしょうゆ焼き、卵焼き、かまぼこを順に詰める。
隙間を紅しょうがと昆布の佃煮でうめる。
3 ご飯にごま塩をふり、梅干しをのせる。
シュウマイ
◆材料:16個分
豚ひき肉 200g
A[ごま油・オイスターソース・紹興酒各大さじ1、しょうゆ小さじ2、砂糖小さじ1、こしょう少々]
ほたて缶 1個(約70g)
玉ねぎ(みじん切り) 1/4個分
おろししょうが 10g
片栗粉 大さじ1
シュウマイの皮 16枚
1 ボウルにひき肉とAを入れ、粘りが出るまで練る。玉ねぎは片栗粉をまぶしてほぐす。
2 1のボウルにほたて缶を缶汁ごとと、おろししょうがを加え混ぜ、1の玉ねぎを加えてさっくり混ぜる。
3 皮に2を適量のせ、肉だねの真ん中に小さなヘラをさして逆さまにする。
皮を下におろし、全体を包む。
ひっくり返してヘラを抜き、筒形の中程にくびれを作り、底を整える。
4 蒸気の上がった蒸し器に入れ、10分ほど蒸す。
かじきのしょうゆ焼き
◆材料:作りやすい分量
かじき 2切れ
A[酒大さじ1、しょうゆ大さじ2]
サラダ油 大さじ1
1 かじきは水けをふき、1切れを3〜4等分に切る。
2 1をボウルに入れ、Aを加えてもみ込む。20分ほどおいて汁けをふく。
3 フライパンに油を熱し、2を両面焼く。
たけのこの甘煮
◆材料:作りやすい分量
たけのこ水煮 1パック
A[酒・砂糖・しょうゆ・みりん各大さじ3]
1 たけのこは1cm角くらいに切ってさっと洗う。
2 鍋に1と水をひたひたに入れ、火にかける。沸いたら、弱火にして15分ゆでる。ざるにあけ、5分ほど水にさらして水けをきる。
3 鍋にAを入れてひと煮立ちさせ、2を加える。水をひたひたに加え、煮立ったら弱火にして20分ほど煮る。
4 汁けがほぼなくなるくらいまで煮たら、火を止める。粗熱がとれたら冷蔵室で半日ほどおいて味を含ませる。
【著者プロフィール】
笠原将弘
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」マスター。一男二女の父でもある。テレビをはじめ、雑誌連載、料理教室、イベントなどで幅広く活躍。著書に『鶏大事典』『超・鶏大事典』『実は、一菜でいい。おいしいおかずが一品あれば、それで充分という提案』(すべてKADOKAWA刊)など多数。
著=笠原将弘/『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』