「まず、たっぷりの葉物野菜を用意して、鮮度が保てるように重曹水で漬け置き洗いをして冷蔵庫にストック。タンパク質は脂肪分が少ない鶏むね肉を選び、低温調理をして冷蔵庫にストック。さらに半熟卵をプラス。糖質は、じゃがいも&さつまいもを炊飯調理して冷蔵庫にストック。脂質はフレッシュなアボカドと、ドレッシングとして使う酸度の低いエキストラバージンオリーブオイルを。これだけ準備おけば5〜6日は毎日サラダが食べられて、体調も良好に変化します」と田代さん。
いも類のデンプン質は、冷えると食物繊維と同じような働きをし、腸内で痩せやすい体質をつくる短鎖脂肪酸を生み出してくれるんだとか。キレイに痩せたい人には特におすすめという、「じゃがいも&さつまいもの炊飯調理方法」を教えていただきました!
じゃがいも&さつまいもの炊飯調理方法
材料(5〜6日ストック分)
じゃがいも……4〜5個
さつまいも……2本
水……適量
炊飯器(または圧力鍋)
作り方
1 じゃがいもとさつまいもは皮付きのまま洗って汚れを落とし、重曹水に12分漬ける。じゃがいもの芽や緑の部分は取り除く。
2 炊飯器の内釜にさつまいもを並べ、さつまいもの1/4の高さまで水を注ぐ。じゃがいもを上にのせる(じゃがいもは水分が多すぎると崩れてしまうので、上にする)。
3 普通に炊飯する。
4 炊飯が終わったら保温を切り、蓋を閉めたまま1〜2時間、放置する。
5 粗熱が取れたら、ペーパータオルで水を拭き取り、保存容器にペーパータオルを敷き、冷蔵庫に入れて保存する。
レシピ提供=サラダ王子/鍼灸師 田代健斗
取材・文=丸山佳子
撮影=鈴木泰介
【著者プロフィール】
田代健斗
鍼灸マッサージ整骨院院長。鍼灸師、柔道整復師の国家資格を活かし、年間2000人以上の患者を治療。はじまりのサラダ社を主催し、各地でサラダと栄養学の講演会を行い、病気にならない正しい食事法と栄養の知識の大切さを啓蒙する活動を精力的に行っている。「MeTASU」のブランドプロデューサーとして企画開発に携わり、自らの昼食にしているグリーンスムージーを第一弾の完全栄養食品「まかないスムージー」として2024年4月に販売開始。著書に『はじまりのサラダと栄養学「食べる」の本質を解いた新しい食事法』がある。