たんぱく質を摂るときに「キウイ」が欠かせない理由とおいしい食べ方
たんぱく質は、美容、健康、免疫力をつくる大事な栄養素ですが、忙しいふだんの食生活ではどうしても不足しがち。そこで注目したいのがキウイフルーツ。たんぱく質を分解する成分が含まれていて、肉などと一緒に摂ると効率的にたんぱく質を取り入れることができます。そこで、編集部がキウイの本場ニュージーランドで学んだおいしい食べ方とともに、キウイとたんぱく質のおいしい関係についてご紹介します!
たんぱく質を分解する「アクチニジン」
グリーンキウイの果肉には100gにつき200~300mgのたんぱく質分解酵素「アクチニジン」が含まれ、消化管内でたんぱく質の消化を助けてくれます。肉・魚・乳製品・大豆製品などとキウイを一緒に食べると、たんぱく質の消化を助けてくれます。
米を主食としてきた日本人は、動物性たんぱく質を摂ってきた欧米人と比べて胃酸の分泌が少なく、たんぱく質を消化する力が弱いといわれているので、キウイフルーツを食事に取り入れることは美容と健康にかなり有効だといえそう!
肉や魚介に合う!「キウイサルサ」の簡単レシピ
キウイの本場ニュージーランドで栄養士ジェス・ソーンズさんに教わった、肉や魚介にぴったりのサルサソースをご紹介します。
<キウイのサルサソース>
■材料(8人分)
グリーンキウイ:4個
サンゴールドキウイ:4個
にんにく:1片
チリ唐辛子:1個
ライム果汁:1個
赤玉ねぎ:1/4個
パクチー:ひとつまみ
■作り方 :
キウイの皮をむいて1cmくらいのさいころ形に切る。にんにく、チリ唐辛子、赤玉ねぎをみじん切りして、ボウルに入れてライム果汁と混ぜ合わせる。ふたをして、冷蔵庫で冷やす。食べる直前に、パクチーを散らす。
キウイを下味にすると肉がやわらかくなる!
アクチニジンの働きは、料理にも活用できます。肉や魚の下味にキウイを使うと、たんぱく質が分解されて、身が柔らかくなるというのです。帰国して、さっそくやってみました。
豚スペアリブのキウイ煮
■材料(2人分)
豚スペアリブ:500g
マリネ液
グリーンキウイ:1個
にんにくのすりおろし:1片分
しょうゆ:大さじ2と1/2
はちみつ:大さじ2
酒:大さじ1
塩 こしょう サラダ油
■作り方 :
1.豚肉は塩、こしょう各少々をふる。
2.キウイはすりおろし、マリネ液の他の材料とともに密閉できる保存袋に入れる。1を加えてさらによくもんで袋の口を閉じる。冷蔵室でひと晩(約8時間)おく。
3.鍋に油大さじ1/2を広げ、2をマリネ液ごと入れる。ふたをして中火で約10分煮て、上下を返して約5分煮る。ふたをとり、汁けをとばしながら2分焼く。
完成!
マリネして焼いた肉はとても柔らかく、ナイフを入れるとほろほろと身がほぐれるほど! 子どももあっという間に完食してくれました。豚スペアリブはふだんからよく使うので、この柔らかさは驚きです。キウイはそのまま食べてももちろんおいしいですが、ここぞというごちそうを作るときなど、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
文=編集部Maeda
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