いまどきの日本人、野菜の摂取量は不足気味、一方、塩分は摂り過ぎの模様

厚生労働省は毎年9月を「食生活改善普及運動月間」と定めています。これは厚生労働省が実施している運動で、国民全体の食生活をより健康に改善し、健康寿命をのばすことを目的としています。健康寿命とは普通の寿命とはちがい、医療機関や介護による手厚いサポートがなくても生活できる期間のこと。健康寿命が伸びればいきいきとした生活をより長く送れるようになり、医療機関や家族の負担も軽くなるということですね。
つい先日の8月末に、食生活の改善目標として「国民平均で足りていない栄養素」と、その逆に「多すぎる栄養素」が発表されました。どこが注意するポイントなのか、見ていきましょう。
2017年の目標は「野菜、牛乳の増加」と「減塩」
2015年に厚生労働省から発表された国民の栄養調査によると、野菜の摂取量は1日290グラムで、これは目標摂取量よりも60グラム不足しています。また、塩分の摂取量は、1日当たり男性が11グラム、女性が9.2グラムと、WHO(世界保健機関)が勧めている1日5グラムを上回っています。

こうした事情もあり、厚生労働省は2017年の食生活改善普及運動月間の改善目標として「毎日プラス1皿の野菜」「毎日のくらしにwithミルク」「おいしく減塩1日マイナス2グラム」の3つを発表しました。
これらの目標は、いつもの献立に野菜を1皿足し、牛乳を飲むこと。そして塩ではなく、だしや柑橘類、香辛料を使った味付けを試すことを推奨しています。末永く健康な体でいるためにも、今夜の献立から改善目標を意識してみてくださいね。
【関連レシピ】チンゲンサイの牛乳煮
体の内側から温まる、寒い季節にありがたい一品。

<材料>(2人分)
牛乳…1カップ
顆粒スープの素…小さじ1
しょうがのみじん切り…1かけ分
チンゲンサイ…1株
水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1+水大さじ1)
・塩
<作り方>
1.鍋に牛乳、スープの素、しょうがのみじん切り、塩少々を入れて煮立て、5cm長さに切ったチンゲンサイを加えてふたをし、やわらかくなるまで煮る。水溶き片栗粉を加え、とろみをつけて器に盛る。
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