「ごまかす」という言葉の語源。中身のゴマがスカスカでがっかりしたから?/大人の最強雑学1500(28)

ゴマがスカスカだったから「ごまかす」になった!?

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』28話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


ゴマがスカスカだったから「ごまかす」になった!?


見せかけだけで内容がともなわないことを、「ごまかす」という。一説には、江戸時代に売られていたお菓子「胡麻胴乱」が語源とされる。

小麦粉にゴマを混ぜて焼いたこのお菓子は、「胡麻菓子」とも呼ばれる。大きく膨らんで香ばしく焼き上がってはいるが、食べてみると中身がスカスカでがっかりしたことから、「ごまかす」という言葉が生まれたという。

また、弘法大師空海が焚(た)いた、ありがたい「護摩(ごま)の灰」だとして偽物を売り歩いた者がいたことが語源とする説もある。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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