【超ネタバレ】『となりのMr.パーフェクト』全話あらすじ見どころ総まとめ【最終回】

2話 憎い

▶︎2話あらすじ


高校時代、ソンニュはバイト代を貯め、母親のミスクに金のブローチをプレゼント。親思いの娘に感動していたミスクだったが、今は婚約破棄をし無職になった娘に愕然とする。しかも、浮気をしたとまでいうのだ。

そんな器じゃないと本当の理由を訪ねようとするが、「ただうんざりして。同じ会社に何年も通うのもうんざりなのに。それで両方ともやめた」と話すソンニュ。

今後どうするのか問われても、「ひとまずたくさん寝て、たくさん食べて、何もせずに過ごし、幸せな無職になる」と納得のいく説明をしてくれないソンニュに、ミスクのイライラは募るばかり。ご飯を食べる資格はないと、ご飯の用意もしない。


気まずい雰囲気の中、スンヒョとモウムが自宅を訪問し、一緒に朝食をとる。そこでまた弟とくだらない兄弟喧嘩をはじめたことで、母ミスクの怒りが沸点に。
ミスクは地下室に向かい、ストレス発散にドラムを叩き始める。

朝食後、親友のモウムも婚約破棄と退社の理由を聞き出そうとするが、ソンニュは口を閉ざしたままだった。

その日の午後、ソンニュはミスクに命令され、スンヒョの会社に開業祝いの餅を届けに行った。スンヒョの歴史を知りたいと従業員のイ・ナユンに頼まれ、フランスで生まれ育ち韓国語ができない彼の面倒を見てあげたと説明。彼を育てたのは自分だと胸を張った。


しかし、同じ出来事を全く違う視点で見ていたスンヒョは反論する。ソンニュは人生で初めて出会った変人で、彼女のせいで幼い頃から散々な目に遭ってきたと。
共同代表のユン・ミョンウとナヨンは、初めて見る幼稚な彼の姿に驚くのだった。

その頃、ソンニュが婚約破棄したことと大企業を退社したことが町中の噂になっていた。
たまたま井戸端会議をする人々の話を聞いてしまい、イライラする母親のミスクは、友人でモウムの母親ジェスクの不動産屋に立ち寄る。

そこでスンヒョの会社の開業式に、嫌いなヒ姉妹まで招待されていると知るミスク。イライラは収まるどころか、募っていくばかりだった。


翌日、娘が話してくれないので、元婚約者に電話をかけるミスク。けれどソンニュに見つかってしまい、電話番号を削除されてしまう。
そのままソンニュは外出し、バスに乗り込む。そして外の風景をぼーっと眺めながら、アメリカでのことを思い出していた。

職場の同僚から人種差別を受けたり悪口を言われたこと。限界をむかえ婚約者に助けを求めたが、浮気している姿を目撃して絶望したことを…。

開業式の日。ミスクはおしゃれに着飾り準備をしている。ソンニュからもらった金のブローチを付けようと思い、探すものの見つからないまま開業式に向かうことに。

開業式には、スンヒョの母ヘスクが招待したヘスクの同級生たちが訪れていた。その中には、ミスクの嫌うあの“ヒ姉妹”の姿も。

ヒ姉妹は、わざとミスクにソンニュのことを聞く。もちろん知った上でのことだ。

さらにトイレに入っていると、外から話し声が聞こえてくる。
「凡人なのにプライドだけ高い。ヘスクくらい賢かったのに貧乏で大学を諦めた。優秀な娘がいたら人生が変わるとでも? 婚約破棄されたからもう落ち目でしょ。母と娘の運勢は似るって言うしね」
そんな言葉を聞いてミスクは外に出られなかった。

しばらくしてソンニュが例の金のブローチを届けに来たが、ミスクは追い払おうとする。
自分の存在が恥ずかしいのかとショックを受けるソンニュ。
そこに、ヒ姉妹がやってきてしまい、ミスクはつい、「別の大企業にスカウトされたから直ぐにアメリカに戻る」と嘘をついて見栄を張ってしまうのだった。


帰宅したソンニュとミスク。
開業式でのミスクの態度に失望したソンニュは、嘘が上手いと皮肉ると、ミスクは嘘ではない、お金をあげるから航空券を買ってすぐにアメリカに行けと叫んだ。

さらに、キャリーケースを階段から投げて家から追い出そうとするミスクと大喧嘩になったソンニュは、「私は、母さんの自慢でなきゃいけない!? 欠陥や傷があったら親子じゃいられないの? 私は母さんの勲章じゃない」と叫び家を飛び出した。


家の外にはスンヒョがいて、こっそりその話を聞いていた。

スンヒョはソンニュを捜し、いつものように近所の公園で発見する。
2人はジャングルジムに上り、思い出話に花を咲かせる。

そして雨が降り始める中、突然子どもの頃のエピソードを持ち出して笑い始めるソンニュに、無理に笑わなくていいと言って傘を閉じた。雨で涙をごまかせるように。ソンニュは思い切り泣いた。


雨上がり。スンヒョの涙もいつの間にかひいていた。支払いの遅れと顧客不足のせいで事業が上手くいっていないと打ち明けるスンヒョに、いつもどおりのソンニュに戻り、アニマル柄の服に着替えて自分が回収に行くことを提案した。
これにスンヒョは、正気ではないと笑いながらも、ヒョウ柄の服を着るソンニュを見たくないから絶対に会社は潰さないと誓うのだった。


一日中外をうろうろして翌朝、帰宅したソンニュは、父親のグンシクからの朝食の誘いを断り、部屋へ直行すると驚きの光景が。物置になっていた自分の部屋が、昔の部屋そっくりに再現されていたのだ。感謝の思いを伝えに、キッチンに向かうソンニュだった。


建築家であるスンヒョがミスクからの依頼を受け、仕事そっちのけで家具や壁紙を選び、リフォームしてくれていたのだ。ソンニュが、何日でも、何ヶ月でもいられるように。

キッチンに戻ると、今日はソンニュの分の朝食も用意されていた。母ミスクの胸には、ソンニュがプレゼントしたブローチがきらり。笑顔いっぱいの幸せな食卓が久しぶりに戻ってきたのだった。


その夜、ベッドに横になると、天井にはたくさんの星が。
かつてソンニュが天井に貼った星のシールを、スンヒョがリフォーム後もそのまま再現してくれていたのだ。喜びのあまりスンヒョに電話をすると「お願いだからカーテンを締めてくれ」と言葉が返ってくる。ソンニュが窓を開けると、隣の家にスンヒョが。

スンヒョも、実家に戻ってきたのだ。これで、また隣の家に住む幼なじみに戻った二人だった。


▶︎2話のここに注目

・ソンニュと母親のすれ違う思い
仕事も恋愛もどん底で失意のまま韓国に戻ってきたソンニュ。「よくやった。休め」と、これまで頑張ったことを認めてほしいのに、両親は分かってくれない…。
期待をかけすぎ…? 感も否めませんが、母親のミスクの「自分の人生には福がなくても貧しくても、娘の人生が華やかならいいと思っていた」という気持ちも分からないでも…。
大好きな母親だから認めてほしいソンニュと、自慢の娘だから今のソンニュの状況を素直に受け入れられないミスクのすれ違いがもどかしい!


・ソンニュが開業祝いにスンヒョに贈ったザクロ(韓国語でソンニュ)の木。
花言葉は“豊か”。韓国では結婚式や、祝賀行事によく使われるこのザクロの木。
もちろんソンニュの言ったように”豊かさ”を象徴する木ともいわれていますが、”愛が続くことを願う”という意味も…。つい勝手に深読みしてしまいます…!

・部屋の天井に星のシールを貼る高校生のソンニュ。

幼なじみを演じるのは、チョン・ヘインとチョン・ソミンの二人!ハプニングで倒れ込む二人。ついに胸キュンシーンが…!

椅子に乗って、バランスを崩して倒れそうに。スンヒョがソンニュを抱き止め、そのままベッドに倒れ込む2人。ベッドの上で重なり合い、高鳴る鼓動…。
この鼓動は、スンヒョの鼓動? ソンニュの鼓動? それとも2人の…!?


▶︎タイトルは「憎い」→「思い」に変化


母親に対する”憎しみ”の感情に悩むソンニュに対して、「月が地球を回るように憎しみにも衛星がある。相手に対する期待、信じたい思い、大事に思う心、全部セットだ。その思いが軌道を外れたり逆行すると憎くなる。思いがなきゃ憎まない」というスンヒョのセリフが印象的でした。

好きだからこそ、生まれてしまう「憎しみ」に焦点が当たった2話でした。

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