【ネタバレ】大ヒット『損するのは嫌だから』全話あらすじと名シーン総まとめ【最終回】

【7話】ついに初キス！

▶︎７話あらすじ

朝、同じベッドで目覚めたヘヨン・ジウク・ウジェの三人は、互いの姿を確認して悲鳴を上げた。何があったのか誰も覚えておらず大慌て。
外からはウジェの妻イリンが扉をノックしている。

”全員同じベッドで眠っただけの酔っぱらい”だと納得しようとするヘヨンだったが、実はまさにそのとおり。
ボク・キホ会長との食事会で、三人は酒に飲まれ、キュヒョンとイリンと秘書のハジュンがホテルの部屋まで運んでくれたのだった。

そこで、イリンからジウクを異動させる代わりに新事業チームを二つ作り、もう一つのチーム長ウジェの下にジウクを配属することになったと聞かされる。

その後カフェで、ヘヨンは元カレと偽りの夫と同じチームで働くことになったため、結婚を後悔していること、そしてウジェが自分の結婚を利用して利益を得ることに憤りを感じていると打ち明ける。
ジウクはそれを聞き、ヘヨンが望むなら離婚してもいいとなだめる。

ところが相談もなく物事を進めていくイリンに、不満が溜まりつつあるウジェも同じカフェにいて、その話をこっそり聞いていた。ますます偽装結婚への疑惑が強くなるのだった。

一方、ヘヨンはたまたまヒソンの彼氏テヒョンが他の女性と会っているところを目撃してしまう。
殴りかかろうとするが、実はヒソンも了承済みで、複数のパートナーと関係を築く恋愛スタイルだったことを知る。ショックを受け、ヒソンと喧嘩をするが、お互いの思いを伝え合いすぐに仲直りする二人。
そして、ヘヨンからも話を聞いたヒソンは、恋愛モードのヘヨンを知っているウジェに偽の夫婦だとバレるかも知れないから気をつけてとアドバイスをする。

ヒソンの話に慌てたヘヨンは翌日、ジウクに本物の新婚夫婦のように振る舞ってほしいと頼む。ジウクもそれに同意し、「好きだ」と伝えたり、突然手を握ったりとヘヨンをドギマギさせるのだった。

けれど、すでに勘づき始めているウジェは、事あるごとに”偽装夫婦”を匂わせるような発言をする。
その態度をおかしいと思ったヘヨンは、トイレもシンクもない屋根部屋をペントハウスだと上手いこと言い、ジウクを自宅の屋上部屋に引っ越しさせることに成功する。

一方、ジャヨンはキュヒョンに会うために養護施設を訪れていた。
しかし奉仕活動を手伝わせるため秘書のハジュンを連れてきていたキュヒョン。
彼女のウェブ小説の主人公の名前にしている、憧れの人ハジュンと出会う危機に直面する。ジャヨンの正体を知っているキュヒョンは、鉢合わせしないよう手を取って逃げ出すが、ジャヨンにときめきを感じてしまう。
けれど最終的に、キュヒョンがただの無職ではなく、実はハジュンの会社の社長であることが明らかになってしまうのだった。

一緒に暮らし始めたヘヨンとジウクだったが、ウジェや会社の同僚たちを自宅に招く。幸せな夫婦の姿を同僚たちに見せつけるためだ。

そこでヘヨンは、ジウクが女性社員から人気があり、既婚者だったことに多くの人ががっかりしたことを知り、罪悪感を抱いた。そんな中、部下のポク・ギウン(イ・チャンホ)から、ジウクが女性社員から人気があり、彼の結婚がいかに多くの人を失望させたかを聞かされて罪悪感を抱いた。

皆が帰ったあと、ジウクの行動に戸惑うヘヨン。

「気持ちに蓋をするのは、自分への嘘。人生は一度きりで時間がないの」というヒソンの言葉が頭によぎったヘヨン。
勇気を出して屋上へ向かい、ジウクにキスをするのだった…。

▶︎７話のここに注目

・ホテルでネックレスを外すのに手間取っているヘヨンの代わりに、外してあげたジウク。そして指輪を外そうとするヘヨンに「指輪を外さないで、外すな」と告げる。
実は指輪をしている間は、自分を最優先して味方でいてくれるから、そんな理由で指輪を購入していたことが明かされる。
「私に味方でいてほしいの？あなた、ほんとかわいい」というヘヨン。
…その気持ち、よく分かります！

・ついに初キス！今後の展開は…？
結婚式でもできなかったキスが、ついに７話で！だんだんと夫婦らしくなりはじめている二人。でもウジェも何か勘づいているよう…どうなっちゃうのでしょうか！？

【8話】お互い気持ちが通いはじめるが…

▶︎８話あらすじ

ヘヨンからのキスは、ウジェが家の前で見張っていることに気づき、偽装夫婦であることをバレないためだった。

ジウクに一部始終を説明するヘヨン。
焦るとキスも偽装でできるのかと怒りをあらわにするジウクに、キスではなく唇が触れただけの”チュー”だと言い返した。

怒ったジウクは、ヘヨンを引き寄せてキスをし、「偽装であれこれできるのなら僕もこれから楽しもうと思う」と言うのだった。ヘヨンは悪いと思いながらもジウクの言葉に腹を立て、二人はギスギスしてしまう。

翌朝、なんとかヘヨンの機嫌を取ろうとするジウクだったが、作戦も失敗に終わりギスギスしたまま朝食をとるのだった。

それでも新婚夫婦の演技をしなければならないため、車で一緒に出勤する。
車内で、ヘヨンが新企画の戦略に関する悩み事を相談したが、ジウクはおどけて「僕たち冷戦中だよね。ファイト！」と返すのみ。それがさらにヘヨンをイライラさせてしまう。

しかし、「養護施設の子どもたちへ利用したい社員割引に興味がある」というジウクの何気ない言葉を聞き、そこから着想を得たヘヨンは、キュヒョンの承認を得ることに成功する。

その頃、ジウクは女性社員に夫婦喧嘩について相談し、二度と同じ過ちを繰り返さないと誓うようアドバイスを受けていた。帰宅途中、ジウクから”この先死ぬまで二度とソン・へヨンにキスしない”という反省文を受け取ったヘヨンは、気分を害し、その紙をくしゃくしゃにして捨てた。

けれどもアイデアを出してくれたお礼に、ジウクのベッドを一緒に選びに向かう二人。
安い物でいいとジウクは言うが、「どんなにつらい一日でも家に帰ってベッドに横たわればどこの国の王様にも負けない気持ちでいられる。あなたは私にとって唯一の王様だから。いいベッドで寝て」とヘヨンは微笑む。

その言葉を聞いて、ヘヨンからの想いを確信したジウクは「僕もお客様が好きです」とストレートに思いを伝えるのだった。

ついついジウクからの告白を思い出してしまうヘヨン。大人の余裕でかわそうとするが、覚悟を決め、「ジウク、待っててくれる？　新事業や査定、昇進なんて考えず、偽装結婚がバレる心配もせずに、ただあなただけを、私たちのことだけを考えられる時が来たら、そこから交際1日目を始めたい」と正直な気持ちを伝えるのだった。
ジウクも、待っていると約束した。

翌日、ヘヨンは、ウジェと共に今回の事業について説明するため、児童養護施設を訪れていた。
学習ボランティアとしてジウクが訪れている施設なのに、妻であることを言わないヘヨンを見て、腹いせのために偽装結婚したと勘違いするウジェ。結婚しているのに、関係を修復しようと迫ってきたので、怒ったヘヨンは傘を片手に追い回した。

一方、キュヒョンの正体を知ったジャヨンは、告訴を取り下げたことを伝える。
そして、もう二度と会わないと言って去ろうとするジャヨンに、キュヒョンはこれで会うのが最後なら食事でもしようと勇気を振り絞る。

そんな中、偶然自分を虐待した父親を発見したジャヨンは、キュヒョンの手を取ってその場から逃げ出した。
道端で座り込み、ただ泣き続けるジャヨンに、キュヒョンは、何も聞かずにジャケットをかけ、歌を歌いながら慰めてあげるのだった。
その後、キュヒョンはこれからもハジュンには秘密にすると約束して、二人は別れる。

それからキュヒョンが『社長のお品書き』のコメントを、１話から好意的なものに書き直していると気づいたジャヨン。

ハジュンに連絡を入れ、それとなく近況を伺う。するとハジュンから返ってきたのは「自分も奉仕活動をしている」という言葉が。実はキュヒョンからの指示で、ハジュンも51話以降のアンチコメントを書いていたのだ。

自身を最も傷つけ、告訴を決意させた最も悪質な51話のアンチコメントを書いた人がハジュンだったなんて…。ジャヨンは言葉を失った。

週末、ジウクとヘヨンは、ジウクの部屋のインテリアを整えながら、幸せな時を過ごしていた。いい雰囲気になり、見つめ合う二人。

あと数センチ…というところで、いきなり部屋にキュヒョンが飛び込んできて「キム・ジウクではなく、ポク・ジウクなのか？！」と叫ぶ。驚いたヘヨンは、会長の隠し子なのかとジウクを見つめた。

▶︎８話のここに注目

・SNSで話題になったのが家具店に行った帰り、サブウェイでサンドイッチを食べるシーン。ジウクを意識して顔が見えないようにとサンドイッチの包みで隠すヘヨン。「顔が見たくて」とその紙をくるくると下げるジウク…。キム・ヨンデの王子様フェイスが大画面にうつった瞬間、心を撃ち抜かれる人続出。サブウェイシーンが多く登場する韓国ドラマですが、この演出は斬新！

・ようやく素直になった二人！本心を伝え合い、いい雰囲気に…！
と思ったのも束の間…ジウクに会長の隠し子疑惑が…。一難去ってまた一難（しかも、あと数センチでキスシーンのいいところだったのに…！）。

・ジャヨンを最も苦しめていたのは、キュヒョンではなく、憧れの存在ハジュンだったなんて…。三人の関係、どうなるのでしょうか…⁉